株式会社Textradeは1月8日、キャッシュレス決済を月1回以上利用する20~60代の男女を対象に実施した「キャッシュレス決済の利用実態と、teppayへの期待・利用意向」に関する調査結果を発表しました。

年代別に異なるキャッシュレス決済の利用傾向
調査では、普段利用しているキャッシュレス決済の種類について尋ねられました。20代は『QRコード決済(PayPay・d払いなど)』が約8割と最も多く、スマートフォン一つで完結する利便性が評価されているということです。
一方、30~60代は『クレジットカード』が高い割合を占め、従来から使い慣れたクレジットカード決済への信頼感が強い様子がうかがえます。また全年代で『交通系電子マネー(Suica・PASMOなど)』も約4割となり、通勤や通学といった日常の移動の中で自然に使われていると考えられます。
年代や利用シーンに応じて、複数の決済方法を使い分けるスタイルが一般化しているのではないでしょうか。
QRコード決済ブランド人気ランキング

QRコード決済を利用する方について、普段よく利用しているブランドを尋ねたところ、全年代で『PayPay』が最多となりました。加盟店数の多さやキャンペーンの認知が日常利用を後押ししていると考えられます。
続いて『楽天ペイ』や『d払い』が挙がり、特定のブランドが一定の利用割合を占めていることが分かりました。また、年代別に見ると、30代では『au PAY』の利用割合が他年代と比べてやや高い傾向も見られますが、全体としては年代による大きな差は見られませんでした。
この結果から、QRコード決済ブランドの利用は、年代による違いよりも、加盟店数や認知度といった共通要因の影響が大きい可能性が示唆されます。
クレジットカードブランド人気ランキング

クレジットカードを利用する方について、普段よく利用しているブランドを尋ねたところ、全年代で『Visa』が1位、『JCB』が2位、『Mastercard』が3位という共通した順位となりました。
この結果から、クレジットカードにおいては、年代による好みの差は少なく、「幅広い店舗で使える安心感」や「長年使われてきたブランドへの信頼」が、選択の土台になっている可能性が考えられます。
キャッシュレス決済選びの決め手は「還元率・ポイント」

普段利用しているキャッシュレス決済ブランドを選ぶ際に、最も重視している点について尋ねたところ、全年代で『還元率・ポイントが貯まりやすい』ことが最も重視されていました。
キャッシュレス決済が日常化する中で、ポイント還元は特別な付加価値ではなく、世代を問わずサービス選択の前提条件として捉えられている可能性がうかがえます。
年代別に見ると、20~30代では『支払いのスピード』や『ポイントの使いやすさ』といった日常利用における利便性に関する項目が比較的高い傾向が見られました。一方、50~60代では『利用できる店舗の多さ』や『セキュリティ』が上位に挙がり、安心して長く使えるかどうかが重視されている様子が読み取れます。
消費者がお得だと感じるキャッシュレス決済サービス

「お得だと感じるキャッシュレス決済サービス」を尋ねたところ、『PayPay(45.3%)』が最も多く、『楽天ペイ(29.8%)』『d払い(19.1%)』と続きました。
単に還元率が高いかどうかだけでなく、還元の仕組みが分かりやすく、利用のたびに得を実感しやすいことが、「お得」という印象につながっている可能性があります。日常の支払いの中で繰り返し使うことで、その体験が積み重なり、ブランドイメージとして定着しているとも考えられます。
このことから、キャッシュレス決済サービスにおける「お得感」は、一時的な施策ではなく、継続的に実感できる設計が重要なのではないでしょうか。
新決済サービス「teppay」の認知度は約1割

新たなキャッシュレス決済サービスであるteppayの認知度について尋ねたところ、約1割が『よく知っている(4.6%)』『ある程度知っている(8.5%)』と回答しました。
現時点では、消費者にまだ十分に認知されていない段階であることが分かります。今後、具体的な利用シーンやメリットが明確に伝わることで、認知の広がりとともに理解度が深まり、利用を検討する方が段階的に増えていく可能性が考えられます。
teppayに対する消費者の印象
teppayについて認知している消費者に、「teppayに対してどのような印象があるか」について尋ねたところ、『使いやすそう(36.6%)』が最も多く、『還元率が高そう(31.3%)』『利便性が高そう(交通系ICと親和性があるため)(23.1%)』となりました。
『使いやすそう』が約4割、『還元率が高そう』が約3割と上位に挙がったことから、teppayは現時点でも操作の手軽さやお得さを想起させるイメージが先行している様子がうかがえます。
また、『利便性が高そう(交通系ICと親和性があるため)』という回答が約2割見られた点から、既存の交通系ICアプリ内で使える仕組みが、サービス理解や使いやすさへの期待につながっている可能性が考えられます。
Suica・PASMO利用者の約半数がteppayに前向き

「Suica・PASMOを使っているか」と尋ねたところ、『はい(61.2%)』が6割を超えました。
Suica・PASMOを利用している方が約6割存在していることから、日常の移動や支払いの中で利用されている手段の一つといえそうです。こうした背景から、既存の交通系ICアプリ内で利用できるteppayは、利用イメージを持ちやすいサービスである可能性が考えられます。
そのSuica・PASMO利用者のうち、「teppayを利用したいと思うか」と尋ねたところ、『ぜひ利用したい(16.0%)』『やや利用したい(35.4%)』を合わせ、約半数が前向きな意向を示しました。
この結果から、既存の決済手段にくわえて「新しい選択肢」としてteppayを検討する余地があることを示唆しています。
今後のキャッシュレス決済選択で重視するポイント

「今後キャッシュレス決済を選ぶ際に重視するポイント」について尋ねたところ、全年代で『還元率の高さ』『ポイントの使いやすさ』『利用できる店舗の多さ』が1~3位を占めており、キャッシュレス決済においては「得られるメリット」と「使える場面の広さ」がセットで評価されていることが分かります。
とくに40~60代では『還元率の高さ』が約7割と高く、日常的に実感しやすいメリットとして重視されている様子がうかがえます。また、50~60代では『セキュリティ』が3位にランクインしており、上位項目の中に「不安を抑える視点」が含まれている点も特徴的です。
この結果から、年齢層が上がるにつれて、単一の魅力ではなく、お得さ・使いやすさ・安心感が同時に満たされているかが、サービス評価の条件になっている可能性が考えられます。
調査概要
調査は2025年12月5日(金)~2025年12月8日(月)の期間に、PRIZMAによるインターネット調査で実施されました。調査対象は調査回答時にキャッシュレス決済を月1回以上利用する20~60代の男女で、1,021人が回答しています。
- StorePro公式サイト:https://store.cloudil.jp/
- 調査詳細ページ:https://store.cloudil.jp/news012/
キャッシュレス決済の教科書「StorePro」

今回、「キャッシュレス決済の利用実態と、teppayへの期待・利用意向」に関する調査を実施したStorePro(https://store.cloudil.jp/)は、キャッシュレス決済端末やPOSレジに関する最新情報や導入事例を発信しています。
■StoreProとは
StoreProは、飲食店、小売店、美容サロン、クリニック等の実店舗経営者を対象に、POSレジやセルフレジ、キャッシュレス決済端末や決済代行サービスの最適な選定を支援する専門メディアです。「キャッシュレス決済の教科書」として、複雑なサービス比較や導入プロセスを論理的かつ分かりやすく整理しています。
最大の強みは、徹底した現場視点と信頼性です。税理士、弁護士、各業態の店舗オーナーといった専門家による監修体制を構築。業界屈指の口コミ量と、詳細な図解、さらに導入後の費用を把握できる試算機能を備え、経営者の迅速な意思決定を支えます。
また、当調査を始めとした独自の市場調査データは大手メディアにも多数引用されており、情報の正確性と中立性が高く評価されています。実店舗支援の実績を持つ株式会社Textradeが運営し、単なる導入ガイドを超えて、店舗運営の持続的な成長に寄与する実践的な知見を提供します。
・StorePro:https://store.cloudil.jp/
・お問い合わせURL:https://store.cloudil.jp/contact/
- Original:https://www.appbank.net/2026/01/09/iphone-news/2902959.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
Be the first to comment