
株式会社タイトーは1月9日、1965年に開発・発売した国産初のクレーンゲーム機「クラウン602」の実機および関連情報を募る「#クラウン602を探せ!」全国大捜索プロジェクトについて、寄せられた1,200件を超える膨大な目撃情報の精査結果を発表しました。
1,200件の情報から見えてきた「激似機」の存在
2025年10月24日より展開されているこのプロジェクトの開始からわずか2週間で、全国から1,200件を超える膨大な目撃情報が寄せられました。しかし、寄せられた情報の約9割が「クラウン602」の形状に非常に近い他のメーカーの筐体であることが判明しました。
全国規模で似た筐体が流通している中、本物の目撃情報は非常に希少であることが再認識されたということです。
本物を見分けるための「決定的な特徴」を公開

1,200件を超える情報の中には、極めて精度の高い「有力情報」も数件含まれているということです。タイトーに残されている写真と、それらに共通する他社機とは明確に異なる特徴として、以下の3点が挙げられています。
ボディカラーは「白」または「ベージュ」系で、絵柄やデザインはありません。窓の形状については、横のガラス窓が直角の四角形ではなく、独特な傾斜を持つ「逆台形窓」となっているということです。コイン投入口の位置は天板の上ではなく、側面に設置されているということです。
これら3つの条件を同時に満たす個体こそ、タイトーが探し求めている「クラウン602」です。
情報投稿締切まであと7日、ラストスパートへ
「似ているけれど、窓が台形だった気がする」「昔見たあの場所のものは白かった」など、細かな記憶がパズルを完成させる最後の一片となるとのことです。中間報告を経て、捜索の網はさらに狭まっているということです。
1,200件を超える数字は、全国の皆様が街の風景に目を凝らしてくださった結果であり、締切まで残りわずかですが、この「台形窓」の個体を見つけ出すため、引き続き皆様の鋭い観察力が必要とされています。
プロジェクト立ち上げの背景
1965年に発表された国産初のクレーンゲーム機「クラウン602」は、当時の技術を駆使した画期的な製品として、高度経済成長期の日本に夢と希望を届けたということです。しかし、時代の移り変わりとともにその姿はタイトーの記録から消え、現在ではわずかな写真資料が残るのみとなっています。
タイトーは、国産初のクレーンゲーム機発表から60周年という節目の年に、「クラウン602」が日本のものづくりと人々の暮らしに果たした役割を再認識するため、本プロジェクトを立ち上げたということです。
募集概要と情報提供方法
募集期間
2025年10月24日(金)から2026年1月16日(金)までとなっています。
情報提供方法
特設ウェブサイト内の情報提供フォームまたはタイトーのSNSアカウント「X」「Facebook」にて、「#クラウン602」または「#クレーンゲーム60周年」のハッシュタグをつけて、「クラウン602」の現存情報、現存写真もしくは過去の写真や情報、更には「クラウン602」またはクレーンゲームに関する思い出や心温まるエピソードを提供できます。
同一人物からの同一情報の複数回にわたる情報提供は、混乱をきたすため、ご遠慮いただくとのことです。
情報提供者への特典
「クラウン602」の現物発見者で、最も有力な情報をご提供いただいた方1名様に、タイトーから感謝の意を込めて賞金10万円が贈呈されます。
「クラウン602」やクレーンゲームに関する思い出や心温まるエピソードをご提供いただいた方の中から、抽選で3名様にタイトー最新製品(ゲームソフト)がプレゼントされるとのことです。
クラウン602について
1965年(昭和40年)に太東貿易株式会社(現:株式会社タイトー)から発売された国産初クレーンゲーム(諸説あります)です。
筐体左右と天板はガラスで、上から見下ろしながら操作する箱型のタイプとなっています。基本的な遊び方は現代のクレーンゲーム機と同じで、狙った位置にクレーンが差し掛かった時にボタンを押すと爪を開きながらクレーンが下降し、クレーンが一番下に到達すると同時に爪が閉じて上昇し、景品を掴んでいるとそのまま取出口に落下して景品を獲得できるということです。
当時はキャラメルなどの嗜好品が景品として提供されていました。
特設ウェブサイト・SNS
- 特設ウェブサイト:https://taito.co.jp/mob/topics/47029
- 公式X:https://x.com/TAITO
- Facebook:https://www.facebook.com/TAITO.Jpn/
- Original:https://www.appbank.net/2026/01/11/iphone-news/2904482.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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