ターン制ホラーSRPG『感染区白書』Steamでリリース。『バイオハザード』へのオマージュ、弾薬が尽きたとき本当の恐怖が始まる



 90年代サバイバルホラーの原点へのオマージュを掲げるターン制ストラテジーRPG『感染区白書』が、PC(Steam)向けにリリースされました。開発はTeam Vultures、パブリッシャーはFiresquidおよびGamersky Gamesが担当しています。価格は税込1,800円で、日本語に対応しています。

封鎖された死都で、一手ごとに命を削る

 本作の舞台は、封鎖された死の都市。プレイヤーはゾンビや変異体が跋扈する閉鎖空間を探索しながら、砕け散った真実を拾い集めていきます。『バイオハザード』を強く意識した作風で、極限の資源管理と孤立感が体験の核となっています。

 ユニークなのは、そのゲームシステムです。本作はターン制を採用しており、時間は止まるものの恐怖は静かに迫り続けるという独特の緊張感を生み出しています。一マス先に立ち止まるゾンビの歪んだ牙を見据えながら、次の一手を冷静に計算する——そんな息詰まる体験が本作の真骨頂です。

タイル制の戦場で、位置取りが生死を分ける

 戦闘はタイル制のグリッド上で展開されます。敵の位置を見極め、限られた行動ポイント(AP)をどう振り分けるかが勝利の鍵です。廊下での遭遇戦では立ち位置一つで戦況が大きく変わるため、常に冷静な判断が求められます。

 武器にはそれぞれ特性があり、たとえばショットガンによるバックショットで敵をノックバックさせるといった戦術も存在します。また、グラップリングガンのようなアイテムを駆使して壁を飛び越えるなど、平面的な移動にとどまらない立体的なアクションも楽しめます。

直感的なコマンド選択で状況に応じた戦略的な立ち回りが可能で、ローポリゴンな3Dモデルとサイバーな質感のUIが融合したレトロスタイルのビジュアルも雰囲気を盛り立てています。

謎解きと探索が物語の緊張感を高める

 本作は戦闘だけでなく、謎解きや情報収集も重要な要素となっています。壁一面に貼られた証拠資料を調べ、事件の断片を繋ぎ合わせて真実に迫るシーンは、まるで刑事ものの捜査を追体験しているかのような知的好奇心を刺激します。探索の合間に挟まれるキャラクター同士の対話シーンも緊張感に溢れており、物語への没入感を高めてくれます。

 マップ画面は80〜90年代のPC端末を模したような懐古的なUIデザインで、探索済みのエリアが一目でわかる親切な設計になっています。迷子になりにくい作りなので、ホラーゲームが得意でない方でも安心して攻略を進められるでしょう。

価格・日本語対応について

 『感染区白書』はPC(Steam)向けに販売中です。価格は税込1,800円。ゲーム内は日本語表示に対応しています。




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