「ATOK MiRA」がmacOS・Android・iOSに対応! 全4OSで文章作成アシスタントが利用可能に



ATOK MiRAの文章作成アシスタント機能の操作画面

株式会社ジャストシステムは6月29日、日本語入力システム「ATOK Passport」において、生成AIを活用した文章作成アシスタント「ATOK MiRA」(エイトックミラ)のmacOS、Android、iOS版の提供を開始したと発表しました。

「ATOK MiRA」が4OS対応に

「ATOK Passport」はWindows、macOS、Android、iOSの4OSに対応した日本語入力システムです。これまでWindows版のみで提供されていた文章作成アシスタント「ATOK MiRA」が、今回のアップデートにより全4OSで利用可能となりました。

「ATOK MiRA」は、ATOKの日本語処理技術と個人の入力傾向を生成AIと組み合わせ、その人に合わせた自然な文章を提案する機能です。別アプリを起動してプロンプト(指示文)を入力する手間がなく、「ATOK MiRAアイコン」から機能を呼び出し、「文章を整える」「絵文字を追加」などの定型指示を選択するだけで利用できます。

アイデア出しから文章の推敲、要約、書き換えまでをワンタップで行える点が特徴で、パソコンだけでなくスマートフォンでも同様の操作感で使えるようになっています。

一般的なAIツールとの違い

「ATOK MiRA」は、一般的な生成AIツールと比較して操作の手軽さやパーソナライズ性に優れているとのことです。

一般的な生成AIツールでは、外部アプリやWebブラウザを起動してプロンプトを入力し、コピー&ペーストを繰り返す必要があります。一方「ATOK MiRA」は、キーボード(入力画面)上で直接起動し、アプリを切り替えることなくその場で入力が完結します。

また、個人の入力傾向や設定を自動反映することで機械的ではない自然な文章を提案できるほか、端末ごとに最適化されたセキュアな環境で動作する点も異なります。

モバイル向け変換エンジンも強化

AndroidおよびiOS向けの変換エンジンも今回のアップデートで強化されています。スマートフォン特有の「予測変換を見ながら単語ごとに細かく確定する」入力スタイルに対応し、助詞からの細切れ入力や付属語を含む言葉の変換精度が向上しています。

たとえば、従来は「経験」と確定した後に「のうむ」と入力すると「濃霧」と誤変換されていましたが、新エンジンでは文脈を正しく捉え直し「経験の有無」と一発で変換できるようになっています。

モバイル向け変換エンジンの変換精度比較表

また、「〜たい」「〜よう」といった付属語(助詞・助動詞)を含む言葉の変換も強化されており、テンポの早いSNSでのメッセージのやり取りでも、より自然でスムーズな日本語入力が行えるとのことです。

利用方法と料金

macOS、Android、iOSで「ATOK MiRA」や新しい変換機能を利用するにあたって、追加料金や新たな申し込みは不要です。「ATOK Passport [プレミアム]」を契約中のユーザーであれば、各OSの「ATOK」を最新バージョンにアップデートするだけで全機能を利用できます。

「ATOK Passport [プレミアム]」の価格は月額660円(税込)、年額7,920円(税込)で、最大10台のデバイスで利用可能です。




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