最短0.06秒の低遅延! AIボイスチェンジャー『Paravo』最新版v3.0が公開



Paravo v3.0のGUI操作画面

Parakeet株式会社は7月7日、リアルタイムAIボイスチェンジャー『Paravo(パラボ)』の最新版v3.0を6月30日に公開したと発表しました。

Paravoは独自開発のAIにより、ノートPCを含むあらゆる環境でCPUのみ・最短0.06秒の低遅延によるボイスチェンジが可能となっています。v3.0では多言語対応とGUIが刷新され、より簡単にボイスチェンジを楽しめるようになったとのことです。

製品ページからは無料でダウンロードでき、Windows、Mac両方に対応しています。

リアルタイム変換に特化した独自AIを開発

RVCをはじめとする従来型のAIボイスチェンジャーでは、GPUのような高価な計算リソースと、自然な発話を実現するための1秒以上の遅延設定が必要だったといいます。

Paravoはこの課題を解決するため、CPU上での超低遅延によるリアルタイム変換に特化した独自のAIモデルを設計したとのことです。これにより、ゲームや通話中でも自分の声そのものが変わったように感じられる自然さで話せるということです。

同社によると、練習不要でどのようなPC環境でもAIボイスチェンジャーが動く手軽さから、公開からすでに8万人以上のユーザーに利用されているとのことです。

100名以上のボイスとブレンド機能を搭載

Paravoでは「ずんだもん」「つくよみちゃん」といった人気合成音声キャラクターにくわえ、人気VTuberの猫元パトさんとのコラボプランを含む100名以上のプロ声優の声への変換が可能となっています。

搭載されたキャラクターの中から最大3名の声を選んで比率を調整し、自分だけの声を作れるブレンド機能も搭載されています。基本機能として「ずんだもん」を含む5キャラクター14スタイルは無料で利用できるとのことです。

ボイスはキャラクター単位で購入でき、AIモデルは約2〜3ヶ月ごとに更新されるため、購入後も変換品質が向上し続けるということです。同社によると、リリース当初に比べてAIモデルの滑舌やキャラクターらしさ、ノイズの誤変換に対する頑健さも大幅に進化しているとのことです。

すべての音声を権利者と正式契約

Parakeetは、実演家と音声AI事業者の共存共栄を目指す一般社団法人日本音声AI学習データ認証サービス機構(AILAS)に法人会員として加盟しています。

Paravoは登録するすべての音声について声の権利者と契約を結び、利用に応じて売上を権利者へ還元しているとのことです。

スマートフォン版の公開とキャラクター音声の募集

同社はスマートフォン版の公開を年内目標に予定しているとのことです。Paravoはすでにスマートフォン上でもPCと同等の変換性能を実現しており、より多くのシーンでリアルタイムに声を変えられるよう準備を進めているといいます。

このほか、Paravoに搭載する声のキャラクター音声が法人・個人を問わず募集されています。提供された音声をもとにAIモデルが開発され、その売上の一部が権利者へ還元されるとのことです。




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