聞き返さなくていい会話へ。iPhone・iPad向け字幕アプリ「じまくん」提供開始



タブレット端末で字幕を確認する二人と、アプリロゴのバナー

Tiida Tech Ltd.は7月30日、目の前の会話をリアルタイムで大きな字幕にするiPhone・iPad向けアプリ「じまくん(Jimakun)」の提供を開始したと発表しました。

聞こえにくさを感じる人が、家族との食事や病院の受付、外出先などで対面会話を追いやすくするためのアプリとのことです。

アプリを開くだけで会話が字幕になる仕組み

「じまくん」はアプリを開くだけで周囲の音声を聞き取り、現在の発言を大きな文字で表示します。スタートボタンを毎回探す必要はないとのことです。

ひとつ前の発言は小さな文字で表示され続けるため、聞き逃した直後だけでなく会話の流れも振り返りやすくなっています。

文字サイズは5段階、背景は白・黒・セピアの3種類、書体はゴシック体と明朝体から選択可能です。一度見やすい設定にすれば、普段はアプリを開くだけで利用できるとのことです。

アプリ「じまくん」の設定画面と、会話字幕の表示例を示すスマートフォンの画面

家族との食事から病院の受付まで幅広い場面を想定

同社では、特別な設備がない日常の会話での利用を想定しているとしています。想定される利用シーンは以下の通りです。

  • 家族との食事や団らん
  • 病院、薬局、介護施設での会話
  • お店や公共窓口での案内
  • テレビや動画の音声を手元で確認したいとき
  • 離れて暮らす家族とのビデオ通話
医師がタブレットの字幕を見せながら患者と対話している様子

iPhoneは手元で字幕を見る場面に、iPadはテーブルに置いて複数人の会話を見る場面に向いているということです。外部マイクを接続した場合は、利用できるマイクを自動で認識します。

テーブルに置かれたスマートフォンで会話の字幕を確認する親子

22言語の音声認識・翻訳に対応

音声認識は日本語、英語、中国語、韓国語を含む22言語に対応しています。入力する言語と翻訳先の言語を別々に選び、確定した発言を別の言語へ翻訳することも可能です。

アプリの画面表示も多言語に対応しており、端末の言語設定に合わせて自動で切り替わります。また、人名や地名など聞き取りにくい固有名詞を登録できる「ことばリスト」機能も備えています。

会話内容は保存しない設計

日常の会話には、家族の話や診察内容、住所や名前など外に残したくない情報が含まれることがあります。

「じまくん」は音声ファイル、字幕の本文、翻訳結果を保存しない設計となっています。アカウント登録は不要で、広告や広告追跡SDKも使用していません。ほとんどのiPhone、iPadでオフラインで完結するとのことです。

料金は7日間無料、その後買い切り680円

すべての機能をダウンロード後7日間無料で試せます。継続利用は買い切り680円(配信日時点)で、月額料金はかかりません。

対応端末はiPhone、iPadで、対応OSはiOS 18以降、iPadOS 18以降です。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA