“AIの分身”同士が会話! SNS「am」新機能『AIトーク』で誹謗中傷ゼロの音声コンテンツが誕生



SNSアプリ「am」の「AIトーク」機能紹介画面

株式会社Tecrestは7月31日、同社が運営する日本産SNS「am(アム)」において、ユーザーの人格と声を再現した”AIの分身”同士が音声で会話する新機能『AIトーク』の提供を開始したと発表しました。

音声SNSが抱えていた2つの課題をAIで解決

音声・ライブSNSは近年注目を集めている一方で、人が同時に集まらないとコンテンツが生まれない「コールドスタート問題」と、声だけで人を惹きつけるトーク力が求められる制作ハードルの高さという、2つの構造的な課題を抱えていたとのことです。

「am」はユーザー本人の人格を反映した「AI分身」同士が自動で会話を生成し続けることで、人が張り付いていなくても24時間コンテンツが生まれ続ける仕組みを整えました。トークに自信がなくてもAIが自然な会話を組み立てるため、誰でも手軽に音声コンテンツを生み出せるとしています。

新機能『AIトーク』の仕組みとは

『AIトーク』は、2人のユーザーそれぞれの人格を再現した”AIの分身”が、指定したトピックについて数分間の音声会話を自動生成する機能です。ユーザー自身がマイクで話す必要はなく、あらかじめ「ペルソナ(人格)」を設定し、任意で自分の声を登録しておくだけで、AI分身が代わりに語り合ってくれるとのことです。

会話の長さはショート(3分)、ミディアム(5分)、ロング(10分)から選択できます。再生画面では発話中のアイコンが光る演出が採用されており、どちらが話しているかがひと目でわかる仕様になっています。

憧れの有名人・インフルエンサーと”会話”できる

フォローしている憧れの人のAI分身と、自分のAI分身が語り合うトークを生成できる機能です。これまで一方的に投稿を見るだけだった相手と、対話しているかのような体験が生まれるとのことです。

有名人とファンのAI分身が音声会話するイメージ図

あなたの声で話すボイスクローン機能

わずか10秒の録音で自分の声を登録すると、AI分身が本人の声で会話するようになります。声を登録しなくても標準音声で利用可能とのことです。

なりすまし防止のため、声の登録には本人による同意音声の録音が必須となっており、登録を撤回した場合は音声データが削除される仕組みが用意されています。

アプリで自分の声を登録するボイスクローン設定画面

インフルエンサーの「IP化」でコンテンツと収益が生まれる

『AIトーク』の特徴として、本人が働かなくてもAI分身がコンテンツを生み出し続ける点が挙げられています。インフルエンサーや有名人が自らのAI分身をIP化することで、ファンによってトークが生成され、新たな接点と収益機会が生まれるとしています。

視聴者が贈る7段階の「ギフト(投げ銭)」は、その一部が同社所定の料率に基づき、トークを作ったファンとAI分身の提供者の双方に還元される仕組みです。なお、ギフトの購入および送付は18歳以上のユーザーに限られます。

インフルエンサーとファンが収益を得る仕組み図

誹謗中傷のない安心・安全な設計

『AIトーク』の会話は、公開前にAIによる多層のコンテンツチェックを通過したものだけが配信される仕組みです。NGトピックの事前照合、生成時の安全指示、生成後の再判定など複数の防御層により、誹謗中傷や不適切な発言が生まれにくい設計になっているとのことです。

すべての会話には「AI生成」であることが明示されるほか、ユーザー間のブロック関係を尊重する仕組みや、出演を承認制にできる機能も用意されています。

AIトークのパーソナリティおよびNGトピック設定画面

利用方法

『AIトーク』の利用は、トーク作成画面で会話の相手・長さ・トピックを選ぶところから始まります。その後AIが「台本生成→安全性チェック→音声合成→公開」を自動で実行する流れです。

完成した会話は、いいね・コメント・ギフトで応援できるほか、検索やおすすめからいつでも視聴できるとのことです。

代表取締役CEOのコメント

株式会社Tecrest代表取締役CEOの永田祐太郎さんは、「SNSは、憧れの有名人やインフルエンサーとつながれる場所です。けれど、実際に双方向のコミュニケーションが生まれる機会は、そう多くありません」とコメントしています。

続けて「『AIトーク』は、AIがあなたの分身となって”会話”というかたちで人と人をつなぎ直す試みです。誹謗中傷のない安心・安全な設計のなかで、影響力を持つ方々が労働に縛られずにコンテンツと収益を生み出せる。そんな新しいクリエイターエコノミーの入り口を、この機能から広げていきたいと考えています」と述べています。

サービス概要

「am(アム)」はiOS、Androidに対応しており、料金は基本無料でアプリ内課金があります。対象年齢は13歳以上となっています。

主な機能として、1日1回の無料投稿、コイン制コミュニケーション、AIトーク、AI Echo、AIレコメンド、招待機能が搭載されています。

「am」はApp StoreおよびGoogle Playからダウンロードできます。




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