「落とし物クラウドfind」がJR旅客鉄道6社すべてで導入完了! 導入拠点は6,500カ所超え



「落とし物クラウドfind」JR全線で運用開始を告げる、日本地図とJR6社ロゴの告知画像

株式会社findは10月2日、同社が提供する「落とし物クラウドfind」について、JR旅客鉄道6社すべてでの導入が完了したと発表しました。10月1日にJR四国で運用が開始されたことによるものです。

これにより、国内の落とし物の約10%を占める情報が「落とし物クラウドfind」で管理されることになります。

JR各社の運用開始日

列車内や駅で預かった忘れ物については、各社でチャットによる問い合わせが可能です。運用開始日は以下のとおりです。

  • JR北海道(北海道旅客鉄道株式会社):2025年7月1日
  • JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社):2026年4月1日
  • JR東海(東海旅客鉄道株式会社):2025年10月1日
  • JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社):2026年9月15日
  • JR四国(四国旅客鉄道株式会社):2026年10月1日
  • JR九州(九州旅客鉄道株式会社):2023年9月1日

導入の背景と実績

JR全線の利用者は1日あたり約2,500万人で、取り扱われる落とし物の数は国内全体の約10%に相当する規模だということです。なお、この比率は落とし物の拾得数を年間5,000万件と推定した、同社の見積もりに基づいています。

同社は、問い合わせ対応や返却、警察への届け出などにJR各社が多くの労力を割いてきたと説明しています。「落とし物クラウドfind」の導入により、AIを活用した登録や検索が可能となり、管理時間の短縮や返却率の向上が期待されているとのことです。

外国人利用者向けの多言語チャット

2025年の訪日客数は日本政府観光局の調べで約4,200万人となり、過去最高を記録しました。外国人利用者からの問い合わせも増えているとして、専用アプリを使わずに多言語対応のチャットから直接問い合わせできる仕組みが整えられています。

この多言語対応は、発表時点ではJR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国が対象で、JR九州は含まれていません。

今後の展開

JR全線での導入完了にあわせ、全国の導入拠点数は6,500拠点を突破しました。累計の落とし物登録件数は800万件、返却件数は240万件を超えています。

今後は、JRグループの商業施設など関連施設への導入や、「横断検索」による連携を目指すとのことです。同社は「落とし物が必ず見つかる世界へ」というビジョンの実現を加速させる考えです。

「落とし物クラウドfind」のサービス内容

「落とし物クラウドfind」は、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探しても見つからない」といった悩みや不安の解消を目的としたサービスです。遺失物管理にくわえて、返却率の向上や管理者の業務効率化、ユーザーとのやり取りから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みとなっています。

落とし物クラウドfindの仕組み図。落し主、チャット、データベース、AI登録ツール、施設事業者




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