

一般社団法人しかくは10月1日、同法人が運営する手話学習Webサービス「サインアイオー」で、日本手話を第一言語とするろう者とオンラインで1対1の会話ができる新サービス「オンライン会話」を同日より開始したと発表しました。
サインアイオーはこれまで、手話動画とクイズを組み合わせた学習を中心に、日本手話を自分のペースで学べる環境を提供してきました。今回の新サービスは、学んだ手話を実際の会話で使う機会をサービス内で用意するものです。
ろう者の会話パートナーと1対1で話せる
オンライン会話では、サインアイオーに登録しているろう者の会話パートナーと、オンライン上で1対1の会話ができます。会話は1回15分で、カメラを通して日本手話で行い、日本語音声は使用しません。
会話はサインアイオー内の専用画面で行われるため、Zoomなどの外部アプリを用意する必要はありません。利用にはカメラ付きの端末と安定した通信環境が必要です。

会話パートナーは15名で、全員が日本手話を第一言語とし、NPO法人手話教師センターに所属するろう者です。

レッスン形式で手話を一方的に教わる場ではなく、これまでに学んだ手話を実際に使いながら、ろう者との自然な会話を経験する場として位置づけられています。話題は自己紹介や趣味、仕事、最近あった出来事など自由だということです。
予約方法は「おまかせ」と「指名」の2種類
予約は「おまかせ」と「指名」の2つの方法から選べます。利用にはポイントが必要で、100ポイント980円(税込)、100ポイント単位で購入できます。
おまかせ(100ポイント)
都合のよい候補日時を最大3つ選び、話したい内容を入力して募集すると、対応可能な会話パートナーとの予約が成立します。会話パートナー選びに迷う場合でも使いやすい方法だということです。
指名(125ポイント〜)
会話パートナーのプロフィールや空き時間を確認し、話したい相手を選んで予約します。必要なポイント数は会話パートナーによって異なります。
無料会員も利用可能、3つの条件のいずれかで開始
オンライン会話は、次のいずれか1つを満たすと利用できます。無料会員も対象です。

- 入門クラス全19コースをクリア(プレミアム会員)
- 入門クラス試験に合格(どなたでも無料で受験可能)
- 手話通訳士・手話通訳者の審査を通過
オンライン会話の開始により、手話動画とクイズで学び、覚えた手話をろう者との会話で使うまでを、1つのサービス内で体験できるようになります。
代表理事のコメント
一般社団法人しかくの伊藤浩平代表理事は、「これまでサインアイオーでは、動画やクイズを通して日本手話を学ぶ、インプット中心の学習環境をつくってきました。今回のオンライン会話によって、そこに『実際に使う』というアウトプットの体験が加わります」とコメントしています。
また、「手話は、動画を見て覚えるだけではなく、相手とのやり取りの中で使っていくことで、少しずつ自分のことばになっていくものだと思っています。インプットとアウトプットを行き来できること。これからのサインアイオーでは、その循環を大切にしていきたいと考えています」と述べています。
サービス概要
サービス名はサインアイオー「オンライン会話サービス」で、2026年10月1日に開始されました。詳細や利用条件は以下のページで案内されています。
- オンライン会話サービス:https://signs.io/ja/interact/
- オンライン会話 利用条件:https://signs.io/ja/interact/requirements/
- サインアイオー(Signs I/O):https://signs.io/ja
- サインアイオー公式Instagram:https://www.instagram.com/signs.io/
- サインアイオー公式X:https://x.com/signs_io
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/04/iphone-news/3120408.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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