

VC Japan株式会社は10月8日、Voice Caddie製品向けのリアルタイムピン位置サービス『オートピン APL
(Auto Pin Location)』を、10月9日から日本国内で開始すると発表しました。利用料金は無料です。
実際のピン位置を自動でGPS距離計に反映するサービスで、第1弾の対応コースは約500ゴルフ場となっています。
オートピン APL
の仕組み
ピンに装着した通信デバイスから実際のピン位置を自動取得し、リアルタイムでGPS距離計に反映するのが『オートピン APL
』です。同社によると、この技術は世界で初めて開発されたものだということです。
ピンマークを手動で動かす操作は不要で、実際のピン位置が自動で画面に表示されます。
技術の核となるのは、ピンに取り付けられる赤いキューブ型の通信デバイスです。グリーン上のピン位置情報を常時収集して送信し、Voice Caddieの時計型GPSゴルフナビや対応レーザー距離計と自動的に連動します。ゴルファー側で特別な設定や操作を行う必要はありません。
手動設定からの変化
多くのGPS距離計は基本的にグリーン中央までの距離を表示します。Voice Caddieを含む各社の製品には、グリーン上の任意の位置にピンマークを動かして距離を調整できる機能もありますが、これは手動操作です。
カートナビのピンポジションを見ながら目分量で動かすか、グリーンに近づいてから実際のピン位置を確認して合わせ直す必要がありました。
『オートピン APL
』では、セカンドショットの段階から「今日のピン」を踏まえた攻略を組み立てられるようになるとのことです。例えば「今日はピンが奥だから、少し長めに持つ」「この傾斜を避けて、あえて手前に落とす」といった判断を、グリーンに近づく前から行えるそうです。
日本での提供方式
日本国内では、2つのデータソースを組み合わせてサービスが提供されます。
1つ目は、カートナビが運用するピン位置データです。国内ゴルフ場の多くにすでに導入されているカートナビゲーションシステムのピン位置情報と連携します。
2つ目は、Voice Caddie独自のピン取付デバイス(APL)です。ピンに装着する通信デバイスにより、より高精度なピン位置情報を取得します。
対応コースと利用料金
カートナビとの組み合わせにより、ゴルフ場側が新たに大規模な設備を設置する必要はないとのことです。ゴルフ場側の負担なくサービスを展開できる点が特徴だということです。
同社は日本国内で長期間のテストを行ったうえで、サービス開始時点から約500ゴルフ場での対応を実現したとしています。
対応コースは順次拡大される予定です。+240コース(計740コース)の対応は確定しており、最終的には1000コース以上での展開が予定されています。
利用料金は無料で、Voice Caddieデバイスを持っていれば使用できます。最新モデルだけでなく、すでに販売されたBluetooth対応モデルでも利用可能です。
使い方
使い方は次の3ステップです。
1. スマートフォンにVoice Caddie専用アプリをインストールし、アカウントを登録する 2. 対応端末とアプリをBluetoothで接続する 3. オートピン対応のゴルフ場でラウンドを開始すると、自動的にその日のピン位置が画面に反映される
対応コースと未連携の場合は、従来どおり手動でピン位置を設定する方式、またはグリーン中央を基準とした距離表示に切り替わります。
ラウンド中にピン位置が変更された場合は、時間差で最新の位置に更新されます。ただし反映まで時間差が生じる場合があるため、その点には注意が必要です。
グリーンレイアウト・アンジュレーションとの組み合わせ
Voice Caddieの時計型GPSゴルフナビには、これまでもグリーンレイアウトやグリーンアンジュレーション(傾斜表示)といった、グリーン攻略を支援する機能が搭載されています。
そこにリアルタイムのピン位置がくわわることで、「今日のピン位置」「グリーンの形状」「傾斜」の3つの情報を、セカンドショットを打つ段階からまとめて確認できるようになります。
韓国では累計利用500万回を突破
『オートピン APL
』は、韓国で2020年にサービスが始まりました。以降、対応ゴルフ場が拡大され、累計利用回数は500万回を突破しているそうです。
同社は、ゴルフウォッチを選ぶ際の決め手のひとつとして評価されており、Voice Caddieが国内の距離計測器市場で高いシェアを維持する要因のひとつにもなっていると説明しています。
サービス概要
サービス名は『オートピン APL
(Auto Pin Location)』で、簡略表記は「オートピン」です。提供開始日は10月9日で、対応ゴルフ場は日本国内の約500ゴルフ場(サービス開始時点の予定)となっています。
対応製品は、これまでに販売されたVoice Caddie製品のうち対応可能なすべてのモデルです。対応モデルは公式サイトで案内されています。
利用にはVoice Caddie専用スマートフォンアプリとのBluetooth接続が必要で、モバイル通信環境下で利用できます。対応ゴルフ場は公式サイトとアプリ内で確認できます。
- 公式サイト:https://voicecaddie.jp/
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/09/goods-books/3126039.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
Be the first to comment