地下を掘り進み、背後の気配から逃げる一人称和風ホラー『I’M DEFINITELY IN A BASEMENT』Steamでリリース予定



薄暗い和室の奥の廊下に白い人影が立つゲーム画面

ISEKAI Gamesは、『I’M DEFINITELY IN A BASEMENT』をPC(Steam)向けに近日リリース予定です。具体的な発売日は、現時点では発表されていません。

本作は、椅子に縛られた状態で目覚めた主人公が、地下を掘り進めて脱出を目指す一人称視点の和風ホラーです。シングルプレイ専用で、ジャンルはアクション、アドベンチャー、インディーとなっています。

縛られた椅子から始まる、地下脱出ホラー

主人公が目を覚ますと、体は椅子に縛られ、扉には鍵がかかっています。部屋の隅ではカメラがこちらを向き、MorrowとVennという2人の声が、脱出を試みる様子を観察しているようです。

薄暗い部屋に置かれた椅子と床の紙、奥に緑の扉があるゲーム画面

扉の上の壁には、数えきれないほどの“正”の字のような傷が刻まれています。そのいくつかは、自分が刻んだものだといいます。暗い壁に刻まれた無数の線と「AGAIN?」の文字が、この状況が初めてではないことを物語っています。

暗い壁に刻まれた集計線と「AGAIN?」の文字

舞台は地下に広がる世界です。コンクリートの壁や窓、岩壁の坑道、洞窟の中の売店など、不穏な場所が次々と待ち受けています。

岩壁の暗い坑道の奥に木枠の入口と机や椅子が見える場面

地面の形も当たり判定も本物。掘って、登って、迷ったら赤い糸

本作の軸になるのは、地面を掘り進める遊びです。土には実際の形状と当たり判定があり、自分でトンネルを掘ったり、障害物を迂回したり、掘った道を戻ったりできます。

掘った跡にはへりが残ります。それを手でつかんで登っていくことで、5つの地層からなる縦穴を上がっていきます。地層ごとに雰囲気が変わり、先に進むほど奇妙さが増していきます。

道に迷ったときは、Hキーを押し続けると赤い糸が次の目的地へ導いてくれます。手描き風のマップには、通った場所が少しずつ書き込まれていきます。

掘る音を聞きつける“盲目の怪物”

地下には、掘る音に反応する存在もいます。「The Digger」は目が見えない代わりに、掘削音や悲鳴、足音を聞きつけ、自分でトンネルを開けて近づいてきます。こちらが見ている間は動きを止めますが、目を離すと動き出します。

坑道には石の地蔵が並んでいます。振り返ると、なぜか自分のほうを向いているそうです。

地下にはコンビニも営業しています。蛍光灯がジジジと鳴る店内には、冷蔵ケースやレジが並び、頼んでいないものが出てくる自動販売機もあるといいます。夕方5時には「よい子は帰りましょう」というスピーカーの放送まで流れます。

記憶から作られた“間違った家”で、白い着物の女から隠れる

作業用リフトで降りた先には、主人公の“別の人生”の家が、記憶をもとに歪んだ形で再現されています。畳に紙の襖、押し入れが並ぶ薄暗い和室で、奥の廊下には白い人影が立っています。

襖と畳のある薄暗い和室の奥に揺り椅子が見える

この家をさまよう「The One Who Waits」は、長い髪の白い着物の女です。主人公の子守歌をハミングしながら、部屋を一つずつ探して回ります。

家の中では、ヒューズを探しつつ、押し入れに隠れてやり過ごします。女に隠れる瞬間を見られてはいけません。

対抗手段もあります。敷居に塩を撒けば女の動きを抑えられ、扉に御札を貼れば、女は扉を開ける前にそれを燃やさなければならなくなります。ただし、この家は学習します。同じ押し入れに隠れ続けると、次は真っ直ぐそこへ向かってきます。

地下のトイレには、三番目の個室もあります。三回ノックするように、とのことです。

振り返るな。かごめかごめが終わるまで

登攀の途中では、背後から何かが這い上がってきます。脚はなく、肘で岩肌を引きずって登ってくるそうです。

登り切った先には、存在するはずのない列車に乗る「如月駅」が待っています。次の停車駅は、どの地図にも載っていません。

円になって歌う子どもたちの「かごめかごめ」も登場します。歌が終わると、「後ろの正面だあれ」と問われます。決して振り返ってはいけません。

頭の代わりに提灯をかぶった「The Warden」は、その光に触れられたら全力で逃げるしかない相手です。

暗い通路の中央に骸骨とオレンジ色の物体が浮かぶゲーム画面

死んでもゲームは覚えている

本作には“死”によるゲームオーバーがありません。捕まった場合はトンネルの始点まで引き戻されます。

ただし、前回の痕跡はそのまま残ります。掘り済みのトンネルや、捕まった場所に落ちたシャベル、自分の筆跡で書かれたメモがあり、そのメモは自分の行動を正確に知っているようです。

武器は、フラッシュを焚くフィルムカメラのみです。撮った写真は暗室で現像します。赤い照明に包まれた暗室の壁には、現像した写真が吊るされています。その中には、自分の背後に誰かが立っている写真も混ざっているそうです。そして次の瞬間、本当にそこに誰かがいます。

赤い照明の暗室。壁に写真が吊られ、右の窓越しにロッキングチェアが見える

突然の驚かしは、設定からオフにできます。ホラーが苦手な人でも、雰囲気を味わいやすくなっているようです。

日本語対応と価格

日本語は、UI、音声、字幕のすべてに対応しています。和風の怪異が日本語の音声や字幕で描かれるため、物語や雰囲気を母国語で味わえます。

『I’M DEFINITELY IN A BASEMENT』は、PC(Steam)向けにリリース予定で、現時点では「近日登場」と案内されています。価格は現時点で発表されていません。




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