頭痛の人が地図でわかる! 無料アプリ『ズツノート』が「リアルタイム頭痛マップ」を公開



「リアルタイム頭痛マップ」の日本地図。都道府県が色分けされ吹き出しが並ぶ

株式会社Iris Wellnessは11月2日、頭痛日誌アプリ『ズツノート』に関連する新機能として、「リアルタイム頭痛マップ」を初公開したと発表しました。いま頭痛がある人の割合を、全国47都道府県の地図で確認できます。

『ズツノート』は、現役の頭痛専門医である前川裕貴さんが開発した無料のアプリです。

都道府県ごとの色で頭痛の割合を表示

リアルタイム頭痛マップは、いま頭痛がある人の割合を都道府県ごとの色で示す地図です。雨雲レーダーのように、直近24時間の移り変わりを再生できます。

リアルタイム頭痛マップの画面。都道府県ごとに色分けした日本地図

地図は10分ごとに更新されます。ページを開くだけで、その日に頭痛の人が多いかどうかを確認できます。

アプリなしでも「いま頭痛がある」を押して参加可能

地図の下にある「いま頭痛がある」ボタンを押すと、その人の県の数にくわわります。登録やログインは不要で、名前など個人を特定する情報は保存されないとのことです。

ボタンを押したあとは、ひとことを添えることもできます。全国から届いた声は、地図の上に吹き出しで表示されます。

発表では、投稿例として「頭が割れそう」「おはよ頭痛」「朝から全然起きれない」が挙げられています。ほかの人のひとことには「わかる」を送れます。

『ズツノート』のアプリ内には、頭痛のある人同士で話せる掲示板「ズツポスト」も用意されています。地図で見つけた同じ痛みの人と、もう少し話したいときの場として案内されています。

数字の見方

地図に表示される割合は、『ズツノート』でその日に記録した人のうち、その時間帯に頭痛があった人の割合です。これに、「いま頭痛がある」を押した人(直近3時間)が加算されます。

あくまで利用者の集計であり、地域全体の頭痛の多さを示すものではありません。診断や予測を行うものでもないとのことです。

記録した人が少ない県は、地方単位の値で表示されます。ひとことは内容が確認され、問題のないものだけが地図に表示されます。

利用方法と料金

リアルタイム頭痛マップの利用料金は無料で、登録も不要です。『ズツノート』のアプリ内でも見られます。

開発者の前川さんがコメント

前川さんは、頭痛で悩む人の多くが「これくらいで」と思いながら、ひとりで我慢していると述べています。

白衣を着た前川 裕貴(脳神経内科専門医・頭痛専門医)のポートレート

同氏は「地図で治療ができるわけではありません。ただ、同じようにつらい人がいると分かるだけで、少し気持ちが楽になる日もあると思って作りました」とコメントしました。

また「頭痛が月に何度もある、痛み止めを飲む日が増えてきた。そんなときは、主治医や頭痛外来に相談してください。いつ、どのくらい痛かったかの記録があると、診察で伝えやすくなります」とも述べています。

累計登録者は4,000人超

『ズツノート』は、頭痛の日を記録し、グラフにして主治医と共有できる無料アプリです。前川さんがプログラミング未経験から独学で開発しました。

提供開始から約10か月で累計登録者は4,000人を超えており、広告費はかけていないとのことです。累計登録者数は退会した人を含み、2026年11月1日時点の数字です。

『ズツノート』はiOS版とAndroid版が提供されており、利用料金は無料です。




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