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「テスラ モデル3」とApple M1を駆使し、仮想通貨ビットコインのマイニングを実現した人物が話題となっています。
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テスラ モデル3でビットコインをマイニング。月800ドル以上の利益に
日本語で「採掘」を意味するマイニングは、仮想通貨の計算を肩代わりする代わりに、新たに生み出された仮想通貨を入手する方法を指す言葉として使われています。基本的にコンピューターさえあればマイニングを行うことができますが、デメリットは計算に電力を消費することです。
テスラ モデル3のオーナーであるSiraj Raval氏は、車から仮想通貨をマイニングする方法を発見しました。同氏によれば、Apple M1搭載「Mac Mini」と車に接続したGPUをマイニングに利用しているそうです。電力は、12Vソケットと車のバッテリーから得ています。
Siraj Raval氏はAIやテクノロジーに詳しいYouTuberとしても知られており、チャンネル登録者は71.4万人を超えています。なお、同氏は自分のテスラ モデル3をマイニング用に改造する動画も投稿しています。
海外メディア「CNBC」のインタビューによれば、同氏はこのマイニング方法で月800ドル(約9.2万円)以上の利益を挙げているそうです。
ただしこのマイニングで同氏はテスラ モデル3をハッキングしているため、保証が無効になっているとのこと。そのため、同業者であるマイナーからは「4万ドル以上するテスラ モデル3を傷物にしてまで得られる利益としては小さすぎる」という意見も上がっています。
しかしRaval氏のこの実験の目的は、一時的な金儲けではありません。Raval氏が夢見ているのは、タクシーとしてのテスラ車が稼働していないときに、代わりに仮想通貨のマイニングを行うという壮大な計画です。
テスラのCEOであるイーロン・マスクは「テスラ車が自律型ロボタクシーになる」という未来を示唆しています。Raval氏もこの未来を信じており、いつかこの実験は、自律型ロボタクシー実現に向けた新たなマネタイズの方法に繋がるのかもしれません。
- Original:https://www.appbank.net/2022/01/11/technology/2179052.php
- Source:AppBank
- Author:岩佐
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