2022年中に登場すると噂の「AirPods Pro 2」。このモデルの登場を待つべきかどうかについて、テック系メディア「9to5Mac」が解説しています。
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現行モデルの問題点と「AirPods Pro 2」の注目すべき新機能
現行モデルである「AirPods Pro」は、登場してからすでに3年弱が経過しました。今年の「AirPods Pro 2」では、前モデルの問題点や、いくつかの新機能により大幅にアップグレードされる可能性があります。
◇ 【1】改善されるべき現行モデルの問題点
「9to5Mac」はまず、現行のAirPods Proが抱える以下の2つの問題点を指摘しています。
- 大音量の環境、運動、または電話で話しているときに増えるパチパチという音や静電気音
- アクティブノイズキャンセルは、低音が出なくなったり、街中や飛行機の音などの背景音が大きくなるなど、期待通りに動作しないことがある
Appleは、2020年10月以前に製造されたAirPods Proユニットのみにこれらの問題があると述べてたものの、同メディアによれば、最近のユニットでも同じ問題が残っているとユーザーから報告されているとのこと。
また、バッテリー寿命に関しても、「多くのAirPods Proユーザーは、通常の使用で1年程度経過すると、バッテリー寿命が著しく低下し始めると報告している」と指摘しています。このように、人気のモデルであるにも関わらず、改善されるべき問題は複数あるようです。
◇ 【2】充電ケースの大幅な機能強化
Appleは「AirPods Pro 2」で、多くの変更と新機能をもたらすと期待されています。経済紙記者のマーク・ガーマン氏や著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、Appleは軸(ステム)部分を廃止した新デザインをテストしたと報告していました。
しかし、「52Audio」による最新のリークでは、現行のAirPods Proとほぼ同じデザインとなっています。同メディアは以前、「AirPods 3」の正確なレンダリングを発売前に公開していました。
ただし、充電ケースは変更されるようです。同リークで公開された新たな充電ケースの画像では、ケースの底面にスピーカーホールが設けられているように見えることが分かります。これはAirPod Proを紛失した際に、音で場所を知らせるためのもののようです。
また、ケースの側面には一対の金属製の穴があります。これは、ケースにストラップを取り付けられるように設計されているようです。
◇ 【3】新チップ「H2」の搭載による音質・バッテリー持ちの改善
ケースのデザインだけではなく、「AirPods Pro 2」には音質に関するいくつかの新機能が搭載されると噂されています。ミンチー・クオ氏によると、「AirPods Pro 2」はAppleのAirPods製品の中で初めてロスレスオーディオの再生に対応するとのこと。
また、「9to5Mac」の情報筋は、同モデルに搭載されるApple独自のオーディオプロセッサであるH1チップの次期バージョンを搭載することを確認したそうです。このH2チップにより、バッテリー寿命も大幅に改善されることが期待されます。
この「AirPods Pro 2」は、2022年内のリリースが噂されています。現行の「AirPods Pro」が3年前のモデルであることを考えても、残り数ヶ月で登場する「AirPod Pro 2」を待つことは多くのユーザーにとって正しい選択となりそうです。
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