PGAの主要メンバーが勢揃いしているアーノルドパーマーインビテーショナルが開幕。
松山選手は先週の試合をスキップし今週の試合に照準を合わせてきました。
さて、好調のスペインのジョン・ラーム選手を含め強敵が立ち並ぶ中どんな活躍をしてくれるのか楽しみですね
目次
出場メンバーが豪華
フィールドがあつい!
メジャーの大会と比べても引けを取らない出場メンバーです。
好調のジョン・ラーム、スコティー・シェフラー、ザンダー・シャウフェレ、トニー・フィナウ、マックス・ホーマ、ローリー・マキロイ、コリン・モリカワ、リッキー・ファウラー、ジャスティン・ローズなどなど
予選ラウンド
総勢120名の出場選手による戦いは
1日目
天候:晴れ
この日は午前組、午後組で少し風向きは変わったようです、ホールによって午前組と午後組ではDriverの飛距離に差が出ていました。
そんな中序盤-5で何人かの選手が飛び出します。キャメロン・ヤング、カート・キタヤマ、クリス・カーク……
初日から勢いが良いです!
そんな中やっぱりこの人かー ジョン・ラーム
後半のラウンドで数ホールを消化した後のパー5で2打目をグリーンエッジに運びそこから長いパットを沈めイーグルとしこの日-7で単独の首位と成りました。
一方松山選手ですが、大会前日のプロアマ戦を首痛のために欠場、予選初日の出場が心配されましたがどうにかティーグラウンドに姿を見せます。
そのせいでしょうか出だし1番でボギー発進、前半9ホールを終えて+2となる少し苦しい展開。
後半序盤ドライバーショットを曲げてアンプレアブルとなり続く第3打をどうにかグリーン奥に乗せます。ここでは長いパットを決めガッツ・パー すごいですねーさすが英樹さん。
後半中盤からはこの日の初バーディーをとり続くホールもバーディーでイーブンに戻し、後半だけで3バーディーとしこの日トータル-1と盛り返してくれました。
さすがメジャーチャンピオンですね。コンディションが苦しい中でも結果は残してくれます。
午後組でしたので上りの数ホールは日没を気にしながらのラウンドでしたがどうにかホールアウトでき35位タイでこの日を終わりました。
2日目
天候:晴れ ,強風
この日の天候は大荒れ、朝から強風が吹き荒れます。
強風の日でも午前中特に早朝は比較的落ち着いた場合が多いのですが、この日は朝から強風でむしろ朝の方が強くふいた天候と成り、各選手のスコアも大荒れ。
そんな中前日首位だったジョン・ラームも風の影響を大きく受けてスコアを崩しました。
この日トップに出たのはカート・キタヤマ 68(-4)を出してトータル-9で2位のジョーダン・スピースに2打差をつけます。
この強風の中やっぱり上位は伸ばす。
さて松山選手、早朝の強風の中10番からスタートして前半は2バーディー、3ボギーで+1,後半は風の影響をもろに受けます1バーディー、2ボギー、2ダブルボギーで+5としてこの日は78(+6)、トータル+5の91位タイで残念ながら予選通過なりません。
これで2週前のジェネショスに続き予選落ち、強風と自身の体調が万全でないことが原因しているのでしょうか、非常にめずらしいですね。
松山選手のコメント、何をしゃべって良いかわからない、昨日できていたところが今日はできていない、予選ぐらいは通るようにしたい。
残念ですが、次に期待しましょう。体調さえ戻ってくれば必ずやってくれます。
決勝ラウンド3、4日目
3日目
3日目、
この日は上位の出入りが有ります。
以前首位を守ったのはカート・キタヤマ、この日は72(E)で伸ばせませんでしたがトータル‐9で1位をキープ。2位には66(-6)を出したビクトル・ホブランド、また同じ2位タイにスコティー・シェフラーがこの日68(-4)として共にトータル-8。
シェフラーはやはり安定しています、いつもじわじわと出てきます。
4日目(最終日)
4日目、
この日の前半カート・キタヤマは8番まで確実に2打伸ばし首位をキープして9番ホールを迎えました。
ティーショットが僅かにOBラインを超えてしまします、打ち直しのショットも上手くかずこのホールだけで一気にトリプルボギー(+3)としてしまい首位を明け渡します。
後半に入り首位争いは混戦です。中盤までにローリー・マキロイが1打リードのトータル-9として首位、ジョーダン・スピース、テリル・ハットン、カート・キタヤマが1打差で追いかける。
目まぐるしく首位が変わります、首位になった選手が落としまた違う選手に首位を明け渡す混沌とした展開、なんとトータル-8で4人が並びます。
いかにバーディーを取るかの展開では-くどうやって確実にパーをセーブするのかが大切。
簡単にボギーがでる……
残り3ホールを残して4人が‐8並ぶ展開、
スコティー・シェフラー、ローリー・マキロイ、ハリス・イングリッシュ、カート・キタヤマ
17番パー3でカート・キタヤマが6mのバーディーパットを沈め1歩リード-9として首位。
18番ではローリー・マキロイ、ハリス・イングリッシュがバーディーパットを外し-8で後続組を待ちます。
カート・キタヤマの18番3Wで放ったティーショットは左ラフ、そこからの198ヤードをグリーンにのせ長いパーパットを2パットで行けば初優勝に手が届く。
はなったファーストパットはなんとホール1㎝手前で止まるスーパーパット、これを沈めて初優勝!
おめでとうカート・キタヤマ!
初優勝
やったねキタヤマ
US PGA下部ツアー(コーン・フェリー・ツアー)もあつい、日本人選手も出場
US PGAの下部ツアーでも日本人選手が頑張っています。
まずは小平選手2022年惜しくもUS PGAツアーのシード権である125位以内はのがしましたが、下部ツアーの権利を持ち2023年度はUS下部ツアーに出ながら上位のUS PGAツアーの試合にも出場し頑張っていますね。
また去年QTを通り下部ツアーの出場権を手にした大西魁斗選手も期待です。
大学時代はUSの代表選手として活躍してその実力は折り紙付き、2022年は日本のツアーでも初優勝!
そのダイナミックなスイングと飛距離、さえわたるショートゲームのテクニックは日本で育ったプロとは違います。
USの数ある芝の種類に対しては大学時代に既に多くを経験しており、迷うことなくUSのフィールドで戦える。
本当に楽しみですね。
つい先週も日本に帰ってきて千葉のホームコースで練習をしていました!
カッコ良いですねー……ゴルフスポーツメーカーの顔としても広告が引き立ちます。
ついつい彼を見てそこのゴルフシューズ2足も買っちゃいました
ひょっとすると、松山選手の次にUS PGAで活躍する選手は大西魁斗選手になるかもしれませんね。
頑張れ魁斗!
- Original:https://www.appbank.net/2023/03/07/sports/2417546.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
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