ターン制×シューティングの新感覚『Rootin’ Tootin’ Lootin’ & Shootin’』がSteamでリリース。弾幕を避けながら戦略的にお金稼ぎする西部劇ローグライク



 インディーゲーム開発者のRaspberry Jamは8月28日、ユニークなゲームシステムを持つ『Rootin’ Tootin’ Lootin’ & Shootin’』をPC(Steam)向けにリリースしました。本作は従来のターン制ローグライクとツインスティックシューターを融合させた、これまでにない新感覚のストラテジーゲームとして注目を集めています。

従来の常識を覆すターン制戦闘システム

 本作最大の特徴は、ターン制でありながらリアルタイムでの弾避けアクションが要求される革新的なゲームシステムです。プレイヤーは自分のペースでターンを進行させながら、敵からの致命的な弾幕パターンを巧みに回避する必要があります。ゲームが進むにつれて敵の弾幕はより複雑で危険なものになっていくため、戦略的思考と瞬発力の両方が試されることになります。

 戦闘では敵を倒すことでお金を獲得でき、これがゲーム進行の重要な要素となっています。獲得した資金を使って新しい武器やアイテムを購入し、さらに深いダンジョンへと挑戦していく流れです。

バラエティ豊かな武器とアイテムシステム

 本作には個性的な武器が多数登場し、それぞれが独特の効果を発揮します。野球バットで敵の弾丸を打ち返したり、アイスブラストで敵を凍らせたり、フェザーを使って弾丸の上をジャンプしたりと、従来のシューティングゲームでは考えられないようなユニークなアクションが楽しめます。

 武器は宝箱を破壊することで入手でき、何が出るかは開けてみるまでわからないランダム要素も搭載されています。この予測不可能性がローグライクとしての面白さを一層高めています。また、ダンジョン探索中にはコンパスなどの便利なアイテムを購入できる商店も登場し、限られた資金をどう使うかの判断も戦略の一部となります。

西部劇風の世界観とピクセルアートの魅力

 ゲームの舞台は西部劇をモチーフにした世界で、カウボーハットをかぶったキャラクターたちが銃撃戦を繰り広げます。グラフィックはピクセルアートと3D空間を融合させた独特のビジュアルスタイルで、レトロな懐かしさと現代的な立体感を両立させています。

 ダンジョンは薄暗い地下通路から荒野風の広間まで多彩な環境が用意され、それぞれに異なる敵キャラクターが待ち受けています。戦闘後には床に散らばるコインやアイテムを回収する楽しみもあり、ハック&スラッシュ的な要素も含まれています。

価格・対応状況

 『Rootin’ Tootin’ Lootin’ & Shootin’』は現在PC(Steam)向けに1,000円で販売中です。Windows版とMac版の両方に対応しており、日本語表示にも対応しているため、国内プレイヤーも安心して楽しむことができます。システム要件も軽く、多くのPCで快適にプレイできる仕様となっています。




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