『ダレカレ』がNHK「首都圏ネットワーク」で特集、社会的テーマ描くゲームの注目作として紹介



『ダレカレ』のタイトルと、ドアから出てくる少女のイラスト

株式会社講談社は9月15日、講談社ゲームラボが手掛けるインタラクティブノベル『ダレカレ』(英題:”and Roger”)が同日放送のNHK「首都圏ネットワーク」内の特集で取り上げられたと発表しました。

同作は講談社ゲームクリエイターズラボ出身のクリエイター・yonaさんが手掛けた作品で、社会的なテーマを描くゲームが注目を集めるなかで、日本のクリエイターによる作品として番組内で紹介されたとのことです。

NHK「首都圏ネットワーク」での放送概要

放送されたのはNHK総合の「首都圏ネットワーク」で、放送エリアは関東甲信越、放送日時は9月15日18時10分から19時00分となっています。番組内の特集タイトルは「ゲームで”ダレカ”の人生を体験」です。

番組では、朝目覚めた少女の前に見知らぬ男が現れるという導入から、プレイヤーが少女の心情をたどりながら少女と男の視点を追体験していく本作の構造が紹介されました。文字情報だけに頼らない直感的な表現が国内外で評価されてきた点も説明されたということです。

あわせて、クリエイターのyonaさんへのインタビューも放送されました。家族を介護した経験などを題材に、「人はどこまで他者を支えられるのか」という自身の問いをゲームという形で届けようとした制作の背景が語られたとのことです。

『ダレカレ』とはどんな作品か

『ダレカレ』は、ゲーム画面上のボタンを操作することで登場人物の視点に深く入り込み、人の認識に潜む「歪み」を体験する作品です。

ストーリー

いつもと変わらないはずの朝、少女が目覚めると父親がいなくなっていました。代わりにいたのは見知らぬ男で、戸惑う少女、かみ合わない会話、男が差し出す謎の薬という導入から物語が始まります。彼は一体何者なのか、父親はどこへ行ってしまったのか、ひとりの少女に寄り添いながらその先の物語を体験する内容となっています。

アコレードトレーラー

2ndPV

国内外のアワードで評価された受賞歴

『ダレカレ』はこれまでに、社会に良い変化をもたらすゲームを称える「Games for Change Awards 2026」で日本作品として初の「Best in Impact」を受賞しています。

このほか、「Game Developers Choice Awards」のAudience Award、「台北ゲームショウ Indie Game Award 2026」総合グランプリ、「東京ゲームショウ センス・オブ・ワンダー ナイト2025」の最高賞(Audience Award Grand Prix)など、複数のアワードで評価を獲得しているとのことです。

主な受賞・ノミネート歴は以下の通りです。

  • Game Developers Choice Awards:Audience Award受賞、Social Impact Awardファイナリスト
  • The 2026 BAFTA Games Awards:Game Beyond Entertainmentノミネート
  • Games for Change Awards 2026:BEST IN IMPACT受賞、BEST GAMEPLAYノミネート、BEST NARRATIVEノミネート
  • 東京ゲームショウ2025 センス・オブ・ワンダー ナイト2025:Audience Award Grand Prix受賞、Best Arts Award受賞、Best Presentation Award受賞
  • 台北ゲームショウ2026 Indie Game Award:Grand Prix受賞、Best Audio賞受賞
  • The Indie Game Awards 2025:Emotional Impact賞受賞、Game of the Yearファイナリスト
  • Game Connection x ChinaJoy 2025 Indie Game Awards:Best Simulation Gameファイナリスト
  • The 15th Annual New York Video Game Awards:Chumley’s Speakeasy Award for Best Hidden Gemファイナリスト
  • International Videogame Competition at Anifilm 2026:Artistic Excellenceノミネート、Best Game for Childrenノミネート

小説版も好評発売中

『ダレカレ』の小説版も発売されています。ゲームに描かれた「誓い」を軸に、小説オリジナルのエピソードをくわえた、生きること・信じることを問いかける物語となっているとのことです。

『ダレカレ』小説版の表紙。少女のイラストと篠原美季・yonaのクレジットが描かれている。

小説版は『英国妖異譚』『欧州妖異譚』『古都妖異譚』などのシリーズで知られる篠原美季さんが執筆を手掛けており、講談社ゲームラボとして初となるゲームタイトルの小説化とのことです。

商品情報

『ダレカレ』はSteam、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、iOS、Androidに対応しており、ジャンルはインタラクティブノベルです。価格は600円(税込)で、プレイ人数は1人、想定プレイ時間は約1時間となっています。

対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル・ポルトガル)、スペイン語(ラテンアメリカ)、ウクライナ語、タイ語、ポーランド語、ロシア語、デンマーク語、スウェーデン語、チェコ語、オランダ語、フィンランド語、ノルウェー語、ハンガリー語、ルーマニア語、ベトナム語、インドネシア語、トルコ語、ブルガリア語、ギリシャ語です。

開発はTearyHand Studio、パブリッシャーは株式会社講談社となっています。

©TearyHand Studio LLC/Kodansha Ltd.




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