この夏行われたFIBAワールドカップ。沖縄で共同開催されたこの大会で見事、日本はアジアトップへと輝くことができました！　この結果には日本中のバスケファンが声を上げ、日本のバスケ界に活気を灯しましたよね。しかし、「バスケで日本を元気に」という理念を掲げる日本協会から疑問のあがる発表がされました。それが「代表引退という概念はなし」というものです。この発表には渡辺雄太選手も反応を見せていますのでご紹介していきます。

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目次

• 1. バスケ界に代表引退はない？ 渡辺雄太選手がコメントを残す
  • 1.1. 日本協会が「基本的に代表引退という概念なし」と発表
  • 1.2. 渡辺雄太選手に向けての発言だった!?
• 2. オリンピックへ出場できなければ引退すると発言！
• 3. パリ五輪で出場権は掴めたのか？
• 4. 日本協会の発表に疑問を残す選手たち!!

バスケ界に代表引退はない？ 渡辺雄太選手がコメントを残す

日本には約60万人の競技者が、日々努力を重ねて奮闘しています。そんな競技者たちが疑問を抱えるような事態に。日本協会の男子代表強化検討委員会から12日に「日本代表を引退することは認めない」といった発表がされました。この新規定には引退表明をしている選手も対象だそうです。

この発表にはNBAで活躍する渡辺雄太選手もコメントを残していました。どのようなコメントを残しているのか、日本協会の発表について詳しくご紹介していきます。競技者たちがのびのびとバスケをできる日は来るのでしょうか……？　

日本協会が「基本的に代表引退という概念なし」と発表

「Bリーグ選手が日本代表を引退すると、どのような理由があろうとも期間中は所属先の公式戦には出場できない。さらに、理由がない場合は最大3試合の出場停止処分を科す。」この新たな規定には、代表引退を表明した人も該当するようです。招集されれば代表活動へは強制的に参加しなければいけません。この発表には「アスリートファーストとは？　」「あまりいい案ではない。」などのコメントも寄せられています。

さらに、ワールドカップ男子日本代表主将である富樫勇樹選手は「代表になりたいと思っている選手はたくさんいるし、気持ちのない選手を集めても何になるのか？　」と疑問を抱く発言もしていました。

渡辺雄太選手に向けての発言だった!?

この発表をみた渡辺雄太選手は「大貴さんに向けたメッセージじゃなく、明らかに俺に向けたメッセージな気がする。」とコメントを残しています。シューティングガードとして活躍していた田中大貴選手はSNSにて日本代表を引退する意思を見せていました。しかし、今回の新規定により田中選手も例外ではなくなります。一見、田中選手に向けた日本協会からのメッセージに見えますが渡辺選手はそうは思わないそうです。

ワールドカップにてパリ五輪へ出場できなければ引退すると発言していた渡辺選手。日本人2人目となるNBA選手の渡辺選手ですが、今回の規定はBリーグに所属する選手にむけたものです。この真意はいったい何なのでしょうか？　渡辺選手も国内選手と連絡を取り合い、この問題について話し合うそうです！　

明らかにだいきさんじゃなくれ俺に対して言ってるようなきがするけど、国内選手限定ってどゆこと。Bリーガーも必死で自分たちのシーズンやってる中で代表として海外試合に出てくれてるのに。

さっき起きて、時差でまだ中の人たちと連絡とれてないんで真偽は不明https://t.co/dza319rePM

— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) October 12, 2023

オリンピックへ出場できなければ引退すると発言！

渡辺選手が初めて代表を引退すると口にしたのは7月23日のイベント時です。「日本代表をオリンピックに連れて行けなかった場合、代表ユニフォームを着る資格はないのでは？　」と口にしていました。この時は、そのくらいの覚悟で挑んでいるんだぞという意思だったと思われます。

しかし、8月19日に行われた国際強化試合後の壮行会にてこの発言はさらに意味を強めました。1万人越えのファンが見守る中「パリ五輪に行けなかった場合、代表活動は最後にします。」と発言し、士気を高めてファンたちに応援を呼び掛けていました。あえて崖っぷちに自信を追い込みましたが、その結末はどうなったのでしょうか……？　

パリ五輪で出場権は掴めたのか？

万全の体制で挑みたいワールドカップですが、直前で右の足首をねんざしてしまった渡辺選手。不安は残りますが、それでもチーム最長で出場し続けます。ドイツ・オーストラリアと強豪国にあたり残念な結果となる日本ですが、なんとフィンランドには勝利を収めることに成功！　欧州に勝利したのはこれが初だったようです。その後も、ベネズエラ・カボベルデ相手に勝利して見事パリオリンピックへの切符を手にしました。

アジアトップへ輝いた日本。引退をかけた渡辺選手は試合後、その重荷から解放されたかのように涙を流していました。さらに、引退に関して聞かれると「崖っぷちに強いんで、パリでも見せたい！　死ぬまで日本代表をやります。」と撤回発言をしていました。渡辺選手の覚悟はチームメンバーにも伝わり、沖縄の人たちにも伝わったはずです。

日本協会の発表に疑問を残す選手たち!!

日本協会から新たな規定が発表されたバスケ界。Bリーグで活躍する選手たちやバスケファンに疑問を残す規定となりました。アジアトップという輝かしい成績を残している日本の次の挑戦はパリオリンピックです。アスリートたちの気持ちを考えたうえで規定を見直すべきと言われていますが、果たして日本協会からの発表はあるのでしょうか？　また、渡辺選手たちの今後の言動にも注目が集まります。

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• Source:AppBank
• Author:はねせがわ