
Psychic Software開発・パブリッシャーのゴシックRPG『The Necromancer’s Tale』が7月17日にSteamでリリースされました。18世紀を舞台に、小貴族となってダークネクロマンシーの道に足を踏み入れ、知識と復讐を求めて古代の魔法書を読み解いていくストーリー重視のトップダウンRPGです。
40万語の手書きナラティブが描く死霊術師の物語

プレイヤーは18世紀の小貴族として、死と蘇生の強力な儀式が記された古代の魔法書に導かれます。そのページを解読し、心を失ったり町民に吊るされたりすることなく秘術の儀式を習得できるでしょうか? 進歩には強い決意、狡猾さ、そして秘密の保持が必要です。
本作は40万語におよぶ手書きのナラティブとロアを特徴とし、180人以上のNPCキャラクターとの会話が楽しめます。すべてのキャラクターには手描きのポートレートアートが用意されており、開発者は生成AIを一切使用していないことを明言しています。

プレイヤーは調査、交渉、脅迫、お世辞を駆使して目的を達成していきます。
信頼システムが生み出す緊張感

ゲームの中核をなすのが「信頼システム」です。会話中の選択肢も含め、プレイヤーの行動が町民からの信頼度に直接影響します。
信頼度が低下しすぎると選択肢が制限され、さらに下がると法廷で裁かれて絞首刑になったり、狂乱した群衆によってリンチされたりする危険があります。このシステムにより、プレイヤーの一つ一つの選択が重要な意味を持ちます。

キャラクター作成は対話式で完全音声付きの背景ストーリーで行われ、性別、幼少期、スキル、キャリア(軍事、外交、学術)を定義します。メインゲーム中のナラティブオプションはこれらの選択によって影響を受けるため、リプレイ価値も高くなっています。
戦術的ターンベース戦闘と不死の軍団

戦闘は戦術的なターンベースシステムで、プレイヤーと仲間、そして不死のミニオンたちが自然・超自然の敵と戦います。様々な武器、儀式、戦闘呪文を駆使して敵を倒していきます。不死の軍団を築き上げ、敵に立ち向かうのがゲームの醍醐味の一つです。

ゲームは理性的思考と迷信が交錯する時代、科学と魔法が共存する1733年のヴェネツィア近郊のアドリア海沿いの架空の王国を舞台としています。宮廷の陰謀と黒魔術が衝突し、錬金術から化学が生まれようとしている暗く危険な世界が描かれています。
価格・セール情報・日本語対応
『The Necromancer’s Tale』は通常価格2,570円のところ、7月28日までリリース記念セール10%オフの2,313円で購入可能です。なお、本作は日本語には対応しておらず、英語のみでのプレイとなります。
- Original:https://www.appbank.net/2025/07/20/game/2791172.php
- Source:AppBank
- Author:篠原修司 (@digimaga)
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