音楽×ターンベースRPG『Fretless – The Wrath of Riffson』がリリース。楽器を武器に悪の音楽レコード会社と戦うピクセルアートアドベンチャー



 Ritual Studios開発、Playdigious Originalsパブリッシャーのインディーゲーム『Fretless – The Wrath of Riffson』が7月17日にSteamでリリースされました。

 音楽をテーマにしたターンベースRPGで、伝説的な楽器を武器として力強いリフを刻みながら戦う前代未聞のアドベンチャーゲームです。

音楽を牛耳る悪のレコード会社との戦い

 プレイヤーは心優しいミュージシャンのRobとなり、音楽が狂ってしまった世界にハーモニーを取り戻すために冒険します。諸悪の根源は悪のレコード会社Super Metal Records(SMR)のボス、Rick Riffsonです。

 彼はBattle of the Bandsコンテストを悪用し、世界のあらゆる音とコード、楽曲を支配しようと企んでいます。その手法は最高のミュージシャンたちに魂を縛る悪質な契約を強要するというものです。

 Robが愉快なロック好きの仲間たちと共に、SMRの野望を打ち砕く冒険に出発します。しかし世界は危険に満ちており、Riffsonの手下や楽器モンスター、伝説の音楽獣らが行く手を阻みます。

 プレイヤーはカッコいいリフをデッキにくわえ、無敵のギターを奏でて壮大な音楽バトルでクレッシェンド攻撃を決めていきます。

独特な音楽的ターンベースバトルシステム

 本作の戦闘システムは音楽をベースにしたターンベースバトルです。プレイヤーは力強いリフのメロディーを刻んで敵を攻撃し、楽器にプラグを挿してリズムを感じながらパワフルなクレッシェンド攻撃を叩きつけます。強いリフを集めてデッキを充実させ、完璧な譜面で無敵のソロを披露することが勝利の鍵となります。

 戦略性も重要で、高ダメージなビルド、エフェクト重視、ライフを奪うコンボ、純粋なカオスなど、自分らしい音楽性で戦うことができます。

 また、楽器選びも戦略の一部で、メタルロッカー系かインディーフォーク系かなど、好みに応じて楽器を選び、ブリッジや弦といったパーツを追加してプレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。

音に満ちた不思議な世界を探索

 ゲームの舞台は音楽に満ちた奇妙な世界です。花が音を響かせ、岩がロックし、波が独特のメロディーを奏でる不思議なロケーションが数多く登場します。パーカッションを奏でるキノコなど、美しいリズムに気を取られると危険な要素もあります。

 物語は音楽ジョーク満載のストーリーで構成されており、笑えるキャラクターが多数登場します。Rob Scallonと音楽大好きな愉快な仲間たちと共に繰り広げられる冒険は、手作りピクセルアートによるゴージャスなアニメーションと魅惑的な風景画で彩られています。

価格・セール情報・日本語対応

 『Fretless – The Wrath of Riffson』は通常価格1,700円のところ、7月25日までリリース記念セール10%オフの1,530円で購入可能です。デラックス版(ゲーム+サウンドトラック)も1,980円で提供されています。

 なお、本作は日本語には対応しておらず、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語など6言語でプレイできます。ただし、無料体験版が配信されているため、購入前にゲームの雰囲気を確認できます。




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