夜のお寺で”恐怖”を遊ぶ! 「HORROR GAME SHOW 2025」全出展タイトルとトークショウ内容を公開



HORROR GAME SHOW 2025のメインビジュアル。お寺の背景にイベントロゴと開催日時

 株式会社OneSmallStepは11月14日、福岡・西林寺で開催されるホラーゲーム展示会「HORROR GAME SHOW 2025」の全出展タイトルとトークショウ内容を公開しました。

イベント概要

 同イベントは、国内外のホラーゲーム試遊から映像展示、住職と開発者によるトークショウ、キッチンカー出店まで、多彩なコンテンツを備えたホラーゲーム専門展示会です。プレイアブル展示・映像展示・特別体験ゾーンの3つのカテゴリーで構成されています。

プレイアブル展示ゾーン

 本格派から個人制作のインディー作品、VRタイトルまで様々なタイプのホラーゲームを実際に体験できます。当日は各展示ブースを回る「シールラリー」も実施予定です。先着で竹書房厳選の怪談文庫やオリジナルしおりがプレゼントされるということです。

 試遊可能なタイトルは以下の通りです。

  • 『■■ノニラヤ』(株式会社ヘキサドライブ)
  • 『かくれおに』(株式会社FORCES)
  • 『一本道』(monoDuki合同会社・メロンパン)
  • 『夕鬼』(株式会社トライコア)
  • 『Kodoku』(比良坂)
  • 『60病』(株式会社マトリックス)
  • 『CultureHouse(カルチャーハウス)』(futurala)
  • 『Live Hard, Die Hard / リブハード・ダイハード』(株式会社アソビズム)
  • 『MUSE / ミューズ』(Serious tone Club)

 なお、一部タイトルでは小学生以下のお子様のプレイをご遠慮いただく可能性があるとのことです。

特別体験ゾーン『SILENT HILL f』

サイレントヒルfのキービジュアル。キャラクターとタイトルロゴ

 特別体験ゾーンには、2025年9月25日にKONAMIから発売されたサイコロジカルホラーゲーム『SILENT HILL f』が登場します。世界中にファンを持つ「SILENT HILL」シリーズ最新作を、お寺でプレイできるという貴重な機会となっています。

 通常展示もじっくり楽しんでいただくため、特別体験ゾーンは整理券制となっており、当日は開場後に整理券が配布されます。数には限りがあるとのことです。なお、プレイは18才以上のみが対象です。

『SILENT HILL f』について

 「美しいがゆえに、おぞましい。」というコンセプトを基に、リアルで没入感溢れるストーリーとデザインで創り上げられた「SILENT HILL」シリーズ初の日本を舞台とした新たな”サイコロジカルホラー”です。プレイヤーは戎ヶ丘(えびすがおか)に住む高校生の深水雛子(しみずひなこ)となり、霧に包まれ、おぞましく変貌していく町を探索し、謎を解き、身を守るために戦っていきます。

「SILENT HILL」シリーズについて

 暗闇、静寂、異形のクリーチャー、愛と悲しみの物語を特徴とする心理ホラーシリーズで、1999年にPlayStation®で第1作目が発売されました。主要人物が自身の悩みや葛藤、トラウマと向き合い、自らの答えを探し求めていく体験に焦点を当てており、ジリジリと襲いかかる恐怖とその独自の世界観で多方面から高い評価を受けています。日本のみならず、海外にも多くのファンを持つシリーズです。

トークイベント

第一部:「なぜ”恐怖”に惹かれるのか ――宗教とゲームが語るホラーの意味」(約30分)

 登壇者は安武義修さん(浄土真宗本願寺派松光山西林寺住職)と安武聡太さん(HORROR GAME SHOW主宰/株式会社OneSmallStep)です。

 なぜお寺でホラーゲーム展示会を開くのか、企画の原点とお寺がこのイベントを受け入れた理由、人はなぜ怖いものに惹かれるのか、恐怖表現がときに「救い」や「癒し」にも変わる瞬間について考えるトークが展開されるということです。

第二部:開発者トークセッション「怖いゲームってなんで面白い?」

 出展ゲーム開発者(4名程度)が登壇し、自己紹介と作品紹介、各開発者にとっての「怖いもの」と作品への影響、制作中に苦労したポイントやプレイヤーに「ここを怖がってほしい」という狙いについて語られます。

 技術的な工夫から表現・演出の哲学、文化的背景まで、「ホラーの現在地」を多角的に議論し、今後のホラーゲームに期待すること、ホラー表現の可能性についても言及されるということです。

フード出店

 会場には、沖縄そばのキッチンカー「美らそば」、秘伝焙煎coffee「吉塚御堂珈琲」が出店予定です。ゲーム体験やトークの合間にひと息つけるスペースが用意されるとのことです。

スポンサー・後援

 本イベントは、多くの企業・団体の支援のもと開催されます。

 スポンサーはPerp Games、株式会社ヘキサドライブ、Epic Games Japan、株式会社マトリックス、ザクザクゲーム、日本経済大学です。後援は福岡県となっています。




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