市民の意志が国境線を変える? コロニーシム×4Xストラテジー『CONQUISTA: Tide of Wills』発表、2027年夏Steamで発売予定



城と軍隊が描かれたゲームのメインビジュアル

株式会社集英社ゲームズは8月28日、株式会社マイクロシミュレーションが開発するコロニーシム×4Xストラテジー『CONQUISTA: Tide of Wills』(コンキスタ:タイド・オブ・ウィルズ)を発表しました。同作は2027年夏にSteamにて発売される予定です。

発表にあわせてアナウンストレーラーが公開されたほか、Steamストアページが開設され、ウィッシュリスト登録の受付が開始されました。

本作は個人開発としてスタートし、集英社ゲームズの支援のもとで開発メンバーを増やしながら制作が進められてきたとのことです。ドイツ・ケルンで開催される「gamescom2026」(現地時間8月26日~30日)では、初の試遊出展が行われる予定となっています。

王冠を被った人物と城、軍隊が描かれたキービジュアル

公式Discordを開設、gamescom出展ビルドのプレイテストも予定

発表にあわせて『CONQUISTA』の公式Discordサーバーが開設されました。今後、「gamescom 2026」出展ビルドと同等の内容を体験できるプレイテストが実施される予定で、参加者はまず公式Discord参加者の中から抽選形式で募集されるとのことです。実施時期や応募方法などの詳細は、公式Discordにて順次案内されるということです。

『CONQUISTA』とはどんな作品?

『CONQUISTA』は、ひとつの町を興し、国を育て、やがて世界に冠たる大国へと導くコロニーシム×4Xストラテジーです。森を切り拓き、資源を集め、家を建てるところから始まり、人が集まり通りが生まれ、やがて町が国へと発展していきます。

作中の市民には一人ひとりに名前と仕事があり、それぞれの生活を送っています。朝起きて働き、市場で買い物をし、酒場で語らうといった日々の営みが、町の経済と社会を形づくっていくということです。

市場で買い物をしたり会話したりする市民たち

市民の暮らしから生まれた願いや不満は、時に国を動かす「情熱」へと発展します。一人の声に人々が共鳴し、領主であるプレイヤーの館まで押しかけてくることもあるとのことです。

旗を掲げて歩く市民たちのグループ

同社の説明によれば、酒場での噂話が反乱の火種となり国境の変更につながったり、探検家が誰に頼まれることもなく未知の大地へ旅立ったりと、市民たちの「意志」からさまざまな出来事が生まれるといいます。行商人が国境を越えて富を運んだり、市民が勝手に新たな街をつくって独立を宣言したりするケースもあるということです。

酒場でコーヒーを勧める市民の様子

一軒の家から大国へ、積み上げるコロニービルド

素材を集めて建物を建て、町を広げていくことで人口が増え、新たな産業が生まれます。産業が育てばさらに人が集まるという成長のループが、小さな入植地から国家運営のスケールへと地続きにつながっていく設計になっているとのことです。

城を中心に発展した街の俯瞰図
農場や建物を建設するゲームの操作画面

市民の情熱が歴史を動かす

市民たちの意志は、時に大きなうねりとなってプレイヤーに突きつけられます。その情熱に応えて国のかたちを変えるか、力で沈黙させるか、どちらを選んでも世界は選択に応じて姿を変えていくということです。

松明を持って集まる市民たち
市民が街で集まり対話している様子

融和か侵略か、大国への二つの道

世界にはプレイヤー以外の国家も存在し、それぞれの思惑で動いています。貢物で信頼を築き同盟を結んで交易で豊かになる道もあれば、軍を興して領土を切り拓く道もあり、国家間の緊張が限界を超えると数百体の部隊が隊列を組んでぶつかる会戦が発生するとのことです。

プレイのたびに変わる世界

地形も隣人も、プレイヤーのもとに集う人々も、プレイのたびに姿を変える仕様となっています。同じ手が次も通じるとは限らない中で、混沌を支配し統一を目指すゲーム性になっているということです。

開発責任者とプロデューサーがコメント

株式会社マイクロシミュレーションで開発責任者・ディレクターを務める江夏永広さんは、「国をシミュレーションするとは何をシミュレーションすることなのか」を考え続けてきたと述べています。江夏さんは、都市や国家の大きな変化と、そこに暮らす一人ひとりの人生を地続きに感じられるシミュレーションを目指したと説明しています。

住人がプレイヤーの思惑を外れて勝手に動き、思いもよらない結果を生む「思い通りにならなさ」が、「この世界は自分だけのものではない」という手応えに変わる点を、本作で最も体験してほしいと江夏さんはコメントしています。

集英社ゲームズでプロデューサーを務める中野颯也さんは、企画を初めて見たときに「国は、人の集合体である」という言葉が浮かんだと振り返っています。中野さんは、一人ひとりの生活や情熱が経済や社会を形作り、その延長線上に外交や戦争、国家の覇権争いがあり、やがて歴史へとつながっていく構造が本作ならではの魅力だと述べています。

『CONQUISTA: Tide of Wills』の作品概要

対応機種はSteamで、ジャンルはコロニーシム×4Xストラテジーです。発売日は2027年夏を予定しており、プレイ人数は1人となっています。

レーティングと価格は未定で、対応言語は日本語、英語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)となっています。発売元は集英社ゲームズ、開発は株式会社マイクロシミュレーションが担当しています。

©MicroSimulation Inc. / SHUEISHA, SHUEISHA GAMES
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