発火リスクと航空機新ルールに対応、HIDISCが提唱するモバイルバッテリー選びの新基準とは?



モバイルバッテリーの選び方を示す5種類の製品ラインナップと選定基準のアイコン

株式会社磁気研究所は8月31日、モバイルバッテリー選びにおける「3つの新基準」と、これに対応した「HIDISC」ブランドの次世代バッテリーラインナップを発表しました。

AI処理の高負荷化と航空機新ルールが背景に

同社の発表によると、スマートフォンのオンデバイスAI処理が日常化したことで、端末は5W〜10Wという高い熱負荷に晒される機会が増えているとのことです。これによりバッテリーの異常発熱や劣化に対する懸念が高まっているといいます。

くわえて、2026年4月中旬からは「航空機内でのモバイルバッテリーの使用・充電が原則禁止」「機内持ち込みは1人2個まで」という新ルールが施行されています。同社はこうした状況を踏まえ、容量の大きさや価格の手頃さだけでなく、安全性と急速充電性能がモバイルバッテリー選びの必須条件になっているとしています。

失敗しないための3つの新基準

同社が提唱する新基準は、次の3点です。

基準1:異常発熱を起こしにくい次世代電池素材

真夏の車内や密閉されたカバンの中など、過酷な温度環境での発火リスクを抑えることが重要だとしています。従来の液状リチウムイオン電池に代わり、電解質をゲル状にして液漏れや発火リスクを低減した「準固体電池」や、結晶構造が安定している「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用したモデルを選ぶことが2026年の新常識だと同社は説明しています。

基準2:機内使用禁止に対応する高出力・スマート充電

機内でのモバイルバッテリー使用が禁止されたことを受け、搭乗前やカフェでの休憩中など、限られた時間でスマートフォンを充電しておく必要性が高まっているとのことです。PD(USB Power Delivery)やPPS(Programmable Power Supply)に対応した高出力モデル、ケーブル一体型モデルを選ぶことで、移動中の充電ストレスが軽減されるとしています。

基準3:低自己放電と長寿命

従来のバッテリーは充放電サイクルが約500回で寿命を迎えていましたが、次世代電池は約1,000〜2,000回の充放電が可能だといいます。自然放電が少ないため、普段使いだけでなく、防災リュックに入れっぱなしにする備えとしても適しているとのことです。

新基準に対応するHIDISCの次世代バッテリー3モデル

これらの基準を踏まえ、「HIDISC」ブランドから3つのモバイルバッテリーが展開されています。

準固体モバイルバッテリー 10000mAh PD30W(型番:HD4-SSMBTC30W10DSBK等)

発火リスクを抑えた次世代の「準固体電池」を採用したモデルです。マイナス20度の極寒からプラス55度の猛暑まで耐えうる設計で、スマートフォンから夏のファン付きウェア、冬の電熱ベストまで駆動できるとしています。PD30Wの急速充電に対応しています。

リン酸鉄 10000mAh 急速充電モバイルバッテリー(型番:HD-MB10000CRSLSBK等)

異常発熱や発火トラブルを起こしにくい「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用したモデルです。約1,000回の長寿命サイクルと自然放電の少なさで防災リュックへの常備に適しているとのことで、直販価格は2,480円(税込)となっています。

PD20W急速充電対応 ケーブル一体型モバイルバッテリー(型番:HD4-MBTC10W2CPD20WBK等)

充電ケーブルが本体と一体化しており、別途ケーブルを用意せずそのまま充電できるモデルです。ケーブルを忘れる、カバンの中で絡まるといったトラブルを防げるとしています。PD20Wの急速充電に対応しており、機内持ち込み時のサブバッテリーや日常の外出用として位置付けられています。

購入・詳細情報

各商品は公式サイトのほか、公式ショッピングサイトやAmazon、楽天市場の公式ショップでも取り扱われています。

なお、各商品は秋葉原駅前の直営店舗「MAG-LAB」でも取り扱われているとのことです。




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