

株式会社タオは9月8日、幼児向けタブレット教材「天神」の幼児タブレット版に、アナログ時計の針を動かして時刻を学ぶ新コンテンツを追加したと発表しました。
「天神」幼児タブレット版は、おうちを幼児教室に変えるというコンセプトで開発された知育タブレット教材です。今回、時計の針を指で操作しながら時刻を学べる体験型コンテンツが新たにくわわりました。
スマホ禁止の教室で「先生、いま何時ですか」
2025年秋、ニューヨーク州の公立学校では登校から下校まで原則スマートフォンの使用が禁止される措置が始まりました。ニューヨーク市のニュースサイトGothamistが2025年12月26日に伝えたところによると、マンハッタンの高校で英語を教える教員は、授業中に生徒から「先生、いま何時ですか」と繰り返し聞かれるようになったといいます。
授業の残り時間を知りたい生徒が、教室の壁に掛かったアナログ時計を読むことに慣れていなかったためで、この教員は最終的に「長い針はどこ、短い針はどこ」と問い返すようになったとのことです。クイーンズの高校の副校長も、多くの生徒にとって時計を読むことは「大事な力なのに、まるで使い慣れていない」と述べているといいます。
学んだ知識を「生きた知識」にするために
時刻を知る手段がほかにあれば、アナログ時計の針を読む必要はなく、必要がなければ触れる回数は自然と減っていきます。日本の次期学習指導要領に向けた議論にくわわる今井むつみ氏(慶應義塾大学名誉教授)は、学んだことは具体的な体験を通して「生きた知識」になると説明しているとのことです。
学校で必ず学ぶことでありながら、暮らしの中でアナログ時計に触れる機会が減れば、その知識は使われないまま「死んだ知識」となってしまうといいます。
お手本と同じ時刻になるよう自分で針を回す新コンテンツ
新コンテンツでは、画面左に示されたお手本の時計と同じ時刻になるよう、右の時計の長い針を時計回りに回して合わせます。答えを選ぶのではなく、自分の指で針を動かして時刻をつくる仕組みです。
長い針を回すと短い針も連動して進むため、「長い針が一周すると短い針が次の数字へ移る」という時計の仕組みを、説明ではなく動きとして体験できるようになっています。針はなめらかに動きますが、判定は5分刻みで行われるとのことです。細かい操作がまだ難しい子どもでも、針を動かすこと自体でつまずかずに取り組める設計だといいます。
とけいを あわせよう(なんじ)
お手本の時計と同じ時刻になるよう、長い針を回して時刻を合わせるコンテンツです。
とけいを あわせよう(なんふん)①
「何分」の単位まで時刻を合わせる、より発展的な内容のコンテンツとなっています。

ぬりえや迷路と並ぶ選択肢の一つとしての時計
「天神」幼児タブレット版には、ぬりえや迷路、フラッシュカード、読み聞かせなど、子どもが自分で選んで取り組めるコンテンツが並んでいます。今回のコンテンツは、時計のために机に向かうのではなく、好きなものを選んでいく流れの中で時計に触れられるようにすることを狙ったといいます。
同社によると、時計の教具を用意する方法とは別の形で、子どもがいつも開くタブレットの中に時計に触れる機会を設けることを目指したとのことです。
無料体験の受け付けと今後のアップデート
新コンテンツを含め、タブレット内に収録された全5系統60ジャンル以上、10,000問を超えるすべてのコンテンツを体験できる無料体験が受け付けられています。体験用タブレットは自宅まで届けられ、往復の送料は無料とのことです。
無料体験は資料請求をした利用者に案内されるとのことです。ユーザー向けの無料アップデートは、リリース日である9月8日から開始されます。
- Original:https://www.appbank.net/2026/09/10/iphone-news/3098913.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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