「AI経営本部」が全面リニューアル、個人向けにも対応した6プラン体系に



AI経営本部の告知ビジュアル。ロゴとキャッチコピー、AI役員会とメンター相談の画面例が描かれている

株式会社マスターズビレッジは9月24日、AI経営支援サービス「AI経営本部」を全面リニューアルし、新プラン体系の提供を9月23日に開始したと発表しました。

これまで中小企業経営者向けに提供されていた同サービスは、今回のリニューアルで個人向けにも対象が広げられ、料金体系も個人向け・事業者向けの6プランに再編されています。専属AIメンターに相談できるプランは月額1,480円(税込1,628円)から、AI役員会まで利用できるプランは月額14,800円(税込16,280円)からとなっており、いずれも月間の利用量に上限が設けられています。

あわせて、AIとの対話で意思決定の傾向を可視化する無料の「意思決定スタイル診断」と、現在の状態を確かめる無料の「ストレスセルフチェック」も新たに搭載されました。

「相談する→深掘りする→審議する」の3段階構造

新しい「AI経営本部」は、悩みの深さに応じて3つの段階を行き来できる構造になっているとのことです。

STEP1の「メンターに相談する」では、専属のAIメンターが日常の悩みから事業の相談までを受け止め、利用者に合わせた語り口で対話します。相談内容は保存されるため、いつでも続きから話せるとのことです。

STEP2の「課題を深掘りする」では、対話で見えてきた課題を捉え直し、解決の方向から具体的な案までをAIと段階的に組み立てます。案はAIが5つの軸で採点する仕組みになっているとのことです。

STEP3の「AI役員会に諮る」では、賛成派6名・反対派6名のAI役員が審議を行います。議長が両論を集約した審議レポートがPDFで提供され、深掘りの質問や再審議にも対応するとのことです。

AI経営本部の3層構造(相談・深掘り・審議)を示すフロー図

AIとの対話で「気づかない自分」を可視化する意思決定スタイル診断

今回のリニューアルの中核となるのが、無料で受けられる「意思決定スタイル診断」です。選択式のテストではなく、簡単な質問とAIメンターからの問いに自分の言葉で答える対話から、意思決定の傾向を読み解く仕組みになっています。独自の統計分類とAI対話分析を組み合わせ、数千通りのプロファイルから利用者に近い像を描き出すとのことです。

診断結果は「あなたのタイプ」「本来のあなた」「見せている顔とのギャップ」「強みが活きる場面/裏目に出る場面」「好調時・不調時のアドバイス」「あなたの場合」の6つの章で構成されたレポートとしてその場で表示され、メールでも届けられます。対話の中で語られた個人のエピソードが織り込まれるため、同じタイプ名でも同じレポートにはならないとのことです。

意思決定スタイル診断の自己診断レポート画面。分析貫徹型と表示され、強みや落とし穴、条件が良い時と悪い時の比較、周囲との噛み合わせ、明日からの一手が6項目で整理。

診断レポートは初回無料で、2件目以降はクレジットを消費する仕組みとなっています。診断後は、無料プラン(毎月5クレジット・相談およそ10往復が目安)でそのまま相談を体験できます。

厚生労働省の調査票に沿ったストレスセルフチェックも搭載

「ストレスセルフチェック」は、厚生労働省が公開する「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」に沿って現在の状態を確かめるセルフチェック機能です。所要時間は約5分で、登録した利用者は無料で繰り返し利用できます。

結果の表示は本人のみに限られ、管理者や他者の画面、共有レポートに表示されることはないとのことです。結果はAIメンターが語り口を調整し、本人が選んだテーマから対話を始めるためにのみ利用されるとのことです。

AI経営本部のストレスセルフチェック結果画面。負担の内訳と相談テーマの提案が表示されています。

なお、同機能はあくまで本人のためのセルフチェックであり、労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度(医師等の実施者が行うもの)に代わるものではないとのことです。

個人向け・事業者向けの6プラン

3つの段階(メンター/+課題解決/+AI役員会)ごとに使える機能が積み上がる構成となっており、各段階の「パーソナル」と「ビジネス」は機能が同じで、1か月に使える相談量(クレジット)が異なります。個人利用者にはパーソナル、事業利用者には量に余裕のあるビジネスが用意されているとのことです。

AI経営本部の料金プラン表。パーソナル・ビジネスの3段階プランと単発メニューの料金を比較表示

各プランには月間の利用量(クレジット)の上限が設けられており、1クレジットで相談およそ2往復が目安となっています。AI役員会の審議などの一部機能は、より多くのクレジットを消費するとのことです。上限を超えた場合は、有料プラン利用者向けの追加クレジット(50クレジット5,000円・税込5,500円から)で継続利用できます。

上位プランは下位プランのすべての機能を含んでおり、年額での申し込みは2ヶ月分無料(10ヶ月分の請求)となります。無料プラン(毎月5クレジット・相談およそ10往復が目安)で試すことも可能です。

単発メニューとして、初回スポット相談500円(税込550円)、はじめての30クレジット2,980円(税込3,278円)、AI役員会1件9,800円(税込10,780円)が用意されています。クレジットは購入から365日間有効とのことです。

代表者は「耳の痛い意見こそが判断の質を上げる」とコメント

代表取締役の浅井俊論さんは、判断の質を決めるのは情報量よりも「誰に、どう相談できるか」だと痛感してきたと述べています。今回のリニューアルでも、経営者と向き合う中で培ってきた寄り添い方と対話の作法をAIメンターに引き継いだ上で、相談の入口をできるだけ低くしたと説明しています。

また、AI役員会にあえて反対する役員を6名置いた理由について、浅井さんは「耳の痛い意見こそが、判断の質を上げるからです」とコメントしています。

代表取締役浅井俊論のポートレート。紺色ジャケットに白Tシャツで、壁を背景に正面を向いて立っています。

今後の展開

今後は税理士・社会保険労務士などの士業や団体向けのまとめ導入プランの提供が目指されるとともに、販売パートナー制度の開始が予定されているとのことです。現在利用中の利用者に対しては、新プラン体系への移行内容が個別に案内されているとのことです。




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