盗撮対策〝隠しカメラ〟の見つけかた



一般の家庭用品に化けた盗撮カメラや盗聴器を、海外YouTuberのアルン・マイニ氏が紹介しています。


*Category:テクノロジー Technology *Source:Mrwhosetheboss ,CNBC

巧妙な仕掛けが施された盗聴・盗撮機器5つ

マイニ氏が並べた5つの小物。一見なんの変哲もなくみえますが、実はこれらの家庭用品はすべて盗撮・盗聴機能を備えたものです。


同氏によれば、これはウェブ上で購入したものとのこと。違法サイトなどではなく、Paypalで支払いができたそうです。ちなみにマイニ氏はこれに1200ポンド(約19.5万円)費やしたとのこと。

まずはこちらのカギ。ふつうの車のキーのように見えますが、実はこれはオーディオレコーダー。裏に空いている小さな穴はマイクです。


こちらは黄色いクマの人形。スパイ映画などでも〝あるある〟ですが、これは音声起動型の盗聴機器になっています。


裏返して中を見ると、盗聴機器が隠されていました。


この消臭剤のように見えるものは、スパイカメラが仕掛けられています。よく見ると青いワタの中に穴がありますが、これがカメラになっているのです。


分解してもレコードボタンなどはなく、なにか分からないようになっています。起動はモーショントリガーか、もしくは磁石を近づけることで可能です。


こちらはBluetoothスピーカーに見せかけたカメラ。


ライブストリーム可能なため、別の部屋から映像を確認することができます。


裏にはオフ・Bluetooth・ビデオモードを切り替えるスイッチャーがあります。


これはメガネ型スパイカメラ。ツルの中央部分にカメラがあり、1080p録画が可能です。


データを保存するSDカードのスロットは、ツルの部分に巧妙に隠されています。


マイニ氏は、このような機器が売れる理由として「人々が親密にしている様子やトイレに行く様子などのスパイ映像は、1つのクリップが最高額で売られることもある」と指摘。また、これらの機器は消費者級であり、プロ用機器などには、針先ほどの大きさのカメラやマイクがあることを忘れてはいけないと述べています。

このような盗撮・盗聴機器が仕掛けられていないかを注意すべきは、自宅だけではありません。同氏によれば、安ホテルはもちろん、Airbnbなどにも注意すべきとのこと。規制が緩く、個人所有である可能性が高いためです。また、内視鏡カメラが押し込まれていたケースも複数あるため、隣接する部屋にも特に注意が必要だそう。

これらの機器は「カーテンを閉めて照明を全て消し、点滅するLEDが見えるかどうかを確認」「携帯電話の懐中電灯を使って、部屋全体をスキャン」などで見つかるかもしれません。他にも探す方法としては「Wi-Fiネットワークを見る」「スパイカメラ探知機を購入する」などがあげられます。なお、発見したカメラは内部に証拠となる情報が残っている可能性もあるため、壊さずに切断しておくようにしましょう。




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