

マージナルゲイン株式会社は5月31日、iOS/iPadOS/visionOS/Mac対応の将棋AI解析・棋譜管理アプリ『きふみAI – 将棋AI解析と棋譜管理』の最新バージョン「v9」を、6月1日にApp Storeで公開すると発表しました。
新バージョンでは、ユーザーの過去の棋譜をもとに棋風を分析し、10の切り口で強みと弱みを可視化する「棋風レポート」機能が新たに搭載されます。
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6754811804
- 公式サイト:https://kifumiai.com/
「きふみAI」の概要
『きふみAI』は、PCを使わずにスマートフォン単体で本格的な将棋AI解析を行えるアプリです。iOS 17.0以降、iPadOS 17.0以降、visionOS 1.0以降、Apple Silicon Macに対応しています。
価格は基本無料で、Pro版は2,500円(税込)の買い切り形式となっています。サブスクリプション不要で利用できる点が特徴です。App Storeでの評価は★4.6(51件、2026年5月時点)を獲得しています。
4つのコア機能
棋譜解析
将棋対局アプリやKIF/CSA/KI2ファイルから棋譜をインポートし、AIが悪手を自動検出します。勝率アップにつながる5局面を明示し、評価値グラフで形勢の推移と勝負の分岐点を可視化する機能です。

将棋研究
盤面を操作して任意の局面を作成し、AIが最善手候補と評価値を提示します。各候補を選んだ場合の展開シミュレーションも可能で、定跡を外れた後の指し方や苦手な戦型の攻略法を事前に研究できます。
詰み検索
駒を自由に配置できる専用モードで詰み手順を探索する機能です。30手を超える詰みも数秒で見つかることが多く、実戦の終盤確認に活用できるとのことです。
対局履歴解析
自分と相手の戦型・囲い別の勝率、1か月や1年などの勝敗推移を自動集計します。v9ではこの内容が「棋風レポート」としてさらに見やすく可視化されています。
v9の新機能「棋風レポート」
v9で新搭載された棋風レポートは、過去の対局を10の切り口で自動集計し、それぞれに「BEST(得意)」と「WORST(苦手)」を一目で示す機能です。


分析の切り口は、先手後手・アプリ/ルール・戦型タイプ・自分の戦型・自分の囲い・相手の戦型・相手の囲い・手数・時間帯・曜日の10軸となっています。たとえば「勝率54%とまずまずいい成績だが、四間飛車を相手にすると勝率が32%まで落ちる」といった、自分では気付きにくい傾向がグラフ付きで明確になるとのことです。



棋風レポートは、30局以上の解析済み棋譜があれば自動で表示されます。
PCなしで本格解析が可能な理由
従来、水匠やdlshogiなどを使った本格的な将棋AI解析は、PCに環境を構築するか、クラウドサーバーへの月額サブスクリプションが前提でした。『きふみAI』はiPhone内蔵プロセッサで強力なAIが動作するよう最適化されており、クラウドを介さないオンデバイス処理を採用しています。
この仕組みにより、サーバー維持費が不要となり買い切り価格での提供が実現しています。また通信圏外の対局会場や新幹線車内でも遅延なく解析でき、研究中の棋譜や秘匿手順が外部サーバーへ送信されないプライバシー面のメリットもあります。
対応インポート元
棋譜のインポートに対応しているアプリ・サービスは以下の通りです。
- 将棋ウォーズ
- 将棋クエスト
- ぴよ将棋
- 百鍛将棋
今後は棋桜への対応も予定されているとのことです。
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6754811804
- 公式サイト:https://kifumiai.com/
- Original:https://www.appbank.net/2026/06/01/iphone-application/3013228.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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