
AI食事管理アプリ『あすけん』は5月29日、同アプリに、記録した食事内容を他のユーザーと共有できる新機能「食べたもの共有機能」を公開したと発表しました。また、食事写真から自動でメニューを判定する「AI画像解析機能」の精度が、生成AIの活用により従来比25%向上したことも合わせて発表しています。
「食べたもの共有機能」は、アプリ内に記録した食事内容を二次元コードで他の『あすけん』ユーザーに共有できるもの。送信者が登録した食事記録の二次元コードを表示し、受信者がそれをスキャンすると、同内容の食事記録がアプリ内に表示される仕組みです。受信者はその後、日付や食事区分、数量や食材を調整するだけで食事記録が行えるとのこと。
同社によると、この機能は「同じ食事をとった家族や友人と食事記録の内容を共有できたら嬉しい」というユーザーの要望から生まれたとしています。なお、現在グループコードを設定しているユーザーは利用できず、最新バージョンへのアップデートが必要です。
生成AI活用で解析精度25%向上、市販食品の店名・商品名認識も強化

一方、すでに提供されている「AI画像解析機能」も大幅に強化されました。この機能は食事の写真を撮るだけで、自動で画像を解析し食事メニューを判定するもの。今回の更新では、生成AIを最適化したことにより解析精度が従来比25%向上したとしています。さらに、市販食品の場合は食事写真から文字やロゴ情報を認識し、店名や商品名まで解析できるメニュー件数が増加したとのこと。
同社は2024年12月より「みんなの写真で精度向上!あすけんSHOTプロジェクト」を始動し、画像解析エンジンのリニューアルを行いましたが、さらなる改善の余地があると判断。ユーザーの食事記録の利便性向上のため、食事画像データをもとにアルゴリズムを最適化する画像解析エンジンから、生成AIを活用して最適化する画像解析エンジンへ変更することを決定したとしています。約4カ月間のテストとチューニングを経て、今回の公開に至りました。
「AI画像解析機能」は、新規会員登録後7日間と、有料サービス「あすけんプレミアムサービス」の登録者が利用可能です。
- Original:https://www.appbank.net/2025/05/30/iphone-application/2776037.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
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