
DJIは6月10日、ポータブル電源『DJI Power 1000』の強化版となる『DJI Power 1000 V2』を発表しました。56分でのフル充電や専用アプリによるリモート操作機能をくわえ、より使いやすさを向上させた製品として販売開始します。
新製品は1024Whのバッテリー容量を持ち、重量は14.2kgとなっています。同社によると、2600Wの安定した電力出力が可能で、急速充電を利用すれば56分でフル充電、37分で約80%まで充電できるとのことです。
専用アプリでスマートフォンから操作
新機能として、「DJI Home」アプリを使ったスマートフォンやタブレットからのリモート操作に対応しました。AC出力のオン・オフ切り替えや各種パラメーターの調整、リアルタイムでの電力状況監視などが遠隔で行えます。
別売の拡張バッテリーや超急速充電器の設定も同じアプリから操作できるとされています。
UPS機能と防災認証を取得
停電時に備えたUPS(無停電電源装置)機能では、停電発生から0.01秒以内に接続機器への給電を開始します。これは前モデルと比べて2倍の速さとなっています。
また、一般社団法人防災安全協会による防災製品等推奨品としての認証も取得しており、災害時の備えとしても活用できます。
最大11,264Whまで容量拡張可能

別売の「DJI Power Expansion Battery 2000」を最大5台まで接続することで、合計11,264Whまで容量を拡張できます。USB-C出力ポートは140W対応を2つ搭載し、合計280Wの出力が可能となっています。
充電方法は家庭用AC電源のほか、ソーラーパネルや車載電源にも対応。同社によると、太陽光発電では最大1800Wの入力で約40分での充電が可能とのことです。
公式ストアでの購入には3年保証が付き、製品登録により5年間まで延長できます。価格は発表されていませんが、同社オンラインストアや認定販売店で購入できます。
- 製品詳細:DJI Power 1000 V2
- DJI公式ストア:store.dji.com
- Original:https://www.appbank.net/2025/06/12/goods-books/2779375.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
Be the first to comment