

孤立した北極基地、通信途絶、そして制御不能の何か。ソロクリエイターが手がける心理ホラーアドベンチャー『Insomnia: Chapter One』がSteamにてリリースされました。プレイ時間は約45〜60分を想定した、一度のセッションで完結する濃密な体験です。リリースを記念したセールも実施されており、6月16日まで通常655円のところ10%オフの589円で購入できます。
2012年、北極基地「ペルセウス」で何かが起きている

舞台は2012年、北極に設けられた研究ステーション「ペルセウス」。あなたが演じるのは、技術者のイーサン・ミラー。通信障害の修復を命じられ、現地へと派遣された彼を迎えたのは、一面の吹雪と、静寂に包まれた基地の姿でした。

本作は孤立・記憶・罪悪感といった人間の限界をテーマに据えた、物語主導型の心理ホラー作品です。一人のクリエイターによって完全に開発されており、短時間ながら濃密なストーリー体験を提供することを目指して作られています。「すべてのチャプターが異なる物語を語る」というシリーズ構成も特徴で、本作はその第一章にあたります。
生活の痕跡が語る、消えた人々の物語

ゲームの舞台となる基地の内部は、細部まで丁寧に作り込まれています。机の上に残された書類や写真、食べかけのまま放置された食堂のテーブル、壁に貼られた地図やポスター。かつてここに人々が確かに生活していたことを示す痕跡が、あちこちに散らばっています。

整然としているようで、どこかがおかしい。その違和感がじわじわと積み重なっていくのが本作の肝です。探索を進めるにつれて、この基地で何が起きたのかが少しずつ明らかになっていきます。
暗闇と閉所が生み出す、逃げ場のない緊張感

ゲームプレイの中心となるのは、基地内を探索しながら手がかりを集めていく体験です。薄暗い廊下、複雑に張り巡らされたパイプが続く機械室、天井を開けて這い上がるような隠された経路など、環境そのものがプレイヤーに圧力をかけてきます。
正規のルートが封鎖されていれば別の侵入口を探す必要があり、環境を観察して道を切り開くパズル的な要素も探索の緊張感を高めています。そしてときおり視界の端をよぎる人影のような何かが、あなたがここに一人ではないかもしれないことをほのめかしてきます。

暗闇は単なる背景ではなく、恐怖を演出するための装置として機能しています。ドアの隙間から漏れる光、非常灯の赤い輝き、破壊されたレンガの壁の向こうに広がる闇。ビジュアル面での作り込みが、短時間のプレイを濃密なものにしています。
日本語非対応だが、言語の壁は低め
本作は現時点で日本語に対応していません。ただし、本作は物語の雰囲気や環境探索が中心のゲームであり、テキスト量はそれほど多くはないと思われます。基本的な英語力があれば十分楽しめるでしょう。英語が苦手な方でも、雰囲気を味わうだけなら問題なく遊べる可能性があります。
価格・セール情報
『Insomnia: Chapter One』はSteamにて販売中です。通常価格は655円(税込)ですが、リリースを記念したセールとして6月16日まで10%オフの589円(税込)で購入できます。短時間でプレイできる心理ホラーを試してみたい方には、手を出しやすい価格帯と言えるでしょう。
- Original:https://www.appbank.net/2026/06/13/game/3024628.php
- Source:AppBank
- Author:AppBankゲーム編集部
Be the first to comment