音楽アプリ「LiveTunes」が大幅リニューアル 会場音響や観客反応を再現



LiveTunes開発者のMark Hillさんは7月15日、iPhone/iPad向け音楽アプリ『LiveTunes』を大幅リニューアルしたと発表しました。

LiveTunesアプリのアイコン

『LiveTunes』は、かつて日本のApp Store音楽カテゴリで多くのユーザーに支持されていたアプリで、ユーザーが所有する曲や読み込んだ音声ファイル、デモ音源などをライブ会場で聴いているような体験に変える音楽プレーヤーです。アリーナ、クラブ、コンサートホール、フェス会場などの空間を選んで音楽を再生できます。

今回のリニューアルでは、Goodhertzの技術を活用したコンボリューション・リバーブや、音楽に反応する独自の観客システム「CrowdSense」、アクセシビリティの改善などがくわえられ、iPhone/iPad向けに一から作り直されたとのことです。

会場の音響と観客の反応を再現する仕組み

同アプリは一般的なリバーブとは異なる、実在する会場の音響空間を再現するコンボリューション・リバーブを採用しているとのことです。ジャズクラブ、ロックホール、EDMフェス、アリーナ、スタジアム、コンサートホールなど30種類以上の会場が用意されており、今後も追加が予定されているということです。

「CrowdSense」と呼ばれる観客システムは、楽曲のドロップやビルドアップ、コーラス部分などの盛り上がりを検知し、リアルタイムで歓声や拍手などの観客の反応をくわえる機能だということです。自動での反応にくわえて、ユーザーが観客の反応を手動で操作することも可能とされています。

このほか、ステレオの広がりや空間の奥行きを調整できる「3D Spatializer」や、ライブサウンドに合わせたプリセットを備えた6バンドEQも搭載されています。

セットリスト作成やライブアルバム制作機能も搭載

『LiveTunes』では、端末内の対象楽曲やインポートした音声ファイル、オリジナルのデモ音源、権利を有する動画から抽出した音声などを組み合わせて再生できます。これらを組み合わせたセットリストの作成にも対応しています。

「LiveTunes Studio」という機能では、歓声のタイミングを指定する「CrowdScript」やカスタムトランジションを使い、独自のライブアルバムをトラックごとに書き出すことができるとされています。

なお、SpotifyやApple Musicのストリーミング再生、YouTube Music、Amazon Musicなど、ストリーミングサービスからの音声を直接処理する機能には対応していないとのことです。

アクセシビリティ改善にも注力

同アプリはVoiceOverに対応しており、再生コントロールや会場選択、フィルター、お気に入り、観客操作などの操作をアクセシブルな形で利用できるよう設計されているとのことです。視覚に障がいのあるユーザーからのフィードバックを受けて、アクセシビリティの改善が継続的に行われているということです。

価格と対応機種

『LiveTunes』は基本プレイは無料で、アプリ内課金による購入が用意されています。プレミアム機能や会場は個別に購入することも、すべての機能と将来追加される会場を含む「VIP ACCESS」でまとめて購入することも可能とのことです。

対応機種はiPhoneおよびiPadで、App Storeからダウンロードできます。




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