

株式会社Amadeus Codeは7月17日、写真や言葉から音楽作品をつくって共有できる家族コミュニケーションアプリ『音会 / OTOKAI』を提供開始したと発表しました。iOS、Androidの両OSに対応し、無料で利用できます。
利用者が写真や動画を見て感じたことを言葉にすると、その言葉をもとに音楽作品を投稿できる仕組みで、離れて暮らす家族や友人はその投稿を通じて本人の気分や日々の様子を感じ取れるとのことです。
“見守り”ではなく”作品づくり”がきっかけに
高齢化や単身世帯の増加を背景に、離れて暮らす家族の様子を自然に知る手段への関心が高まっているといいます。内閣府「令和7年版高齢社会白書」によると、2024年10月1日時点の高齢化率は29.3%、65歳以上人口は3,624万人に達しているとのことです。
厚生労働省の「2024年 国民生活基礎調査」では、65歳以上の者のいる世帯は全世帯の50.3%、そのうち単独世帯は903万1千世帯となっています。
従来の見守りサービスは安否確認や異常検知に重点が置かれがちで、見守られる側にとっては心理的な負担につながる場合もあるといいます。『音会 / OTOKAI』は、本人が写真・言葉・音楽で作品づくりを楽しむことを起点に、家族が自然に近況を知れるアプリとして開発されたとのことです。
写真・言葉・音楽で誰でも作品づくりができる
同アプリでは、写真や動画を見て感じたことを言葉にするだけで、専門知識がなくても音楽作品づくりを楽しめる仕組みが採用されています。作品を投稿すると、家族や友人はその投稿から本人の気分・関心・思い出・日々の様子を感じ取れるとのことです。

能動的な音楽体験に関する研究が背景に
Amadeus Codeは、音楽を「聴く」だけでなく、考える・選ぶ・言葉にする・作品として表現するといった”能動的な音楽体験”に着目し、研究開発を進めてきたとのことです。
同社が参画した、健常な高齢者を対象とする研究では、音楽生成AIを活用した作曲活動を継続的に行った群において、前頭葉機能に関わる認知機能指標の一部に改善がみられたことが報告されているといいます。この研究成果は、国際学術誌「Brain and Behavior」に掲載されています。
『音会 / OTOKAI』は、こうした研究の視点を背景に、日常の中で気持ちを表現し、家族や大切な人とつながることを目指して開発されたアプリとのことです。

アプリ概要
- 名称:音会 / OTOKAI
- 対応環境:iOS / Android
- 提供開始日:7月17日
- 料金:無料
- 主な機能:写真・動画をもとにした音楽作品づくり、投稿、家族・友人への共有
- 利用目的:音楽作品づくりを通じた近況共有、家族・友人とのコミュニケーション支援
ダウンロードはApp StoreおよびGoogle Playから可能です。
- 音会/OTOKAI(App Store):https://apps.apple.com/jp/app/%E9%9F%B3%E4%BC%9A-otokai/id6499198233
- 音会/OTOKAI(Google Play):https://play.google.com/store/apps/details?id=com.amadeuscode.otokai&hl=ja
想定される利用シーン
同社が想定する利用シーンとして、以下のようなケースが挙げられています。
- 離れて暮らす親や家族の様子を、自然に知りたい方
- 写真や音楽を使って、気軽に近況を伝えたい方
- 日々の思い出や気持ちを、作品として残したい方
- シニア世代の新しい楽しみや習慣を探している方
- 家族とのコミュニケーションを増やしたい方
- 音楽を通じて、自分らしい表現を楽しみたい方
代表・井上純さんのコメント
株式会社Amadeus Codeの代表取締役、井上純さんは自身の家族の経験を振り返っています。井上さんの母と父方の祖母は仲の良い親子でしたが、祖母が認知症を発症してからは施設での生活を考えざるを得なくなり、その決断を理解できなかった祖母は深く悲しみ、母もまた深く傷ついたといいます。
こうした経験を踏まえ、井上さんは「音楽は、言葉よりも先に心に届くことがあります。そして、音楽は脳に直接働きかける、人間にとってとても根源的な体験でもあります」とコメントしています。
さらに井上さんは「『音会 / OTOKAI』は、音楽を通じて、本人の気持ちや元気な様子を大切な人に届けるアプリです。音楽の力とテクノロジーを通じて、家族や大切な人との新しいつながり方を広げていきたいと考えています」と述べています。
- Original:https://www.appbank.net/2026/07/17/iphone-news/3056838.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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