Anker Japan、埼玉県と連携してリチウムイオン電池の店頭回収を実証 10月1日から県内4店舗で



埼玉県マスコット「コバトン」とAnkerのリチウムイオン電池安全啓発キャラクター「リイオンくん」

アンカー・ジャパン株式会社は9月1日、埼玉県および金属の再資源化事業を行う松田産業株式会社と連携し、リチウムイオン電池搭載製品の店頭回収実証および県民向けの啓発活動を実施すると発表しました。

同社は「Anker Store」の埼玉県内4店舗を民間回収拠点とし、リチウムイオン電池等の分別回収の推進とレアメタルの再資源化によるサーキュラーエコノミーの推進を図るとのことです。

取組の背景にあるリチウムイオン電池の火災リスク

スマートフォンやモバイルバッテリー、電子たばこなどの身近な充電式電化製品の多くにはリチウムイオン電池が内蔵されています。

このリチウムイオン電池にはレアメタルが含まれているものの、分別せずに排出されると多くが有効に再資源化されないという課題があります。

また、分別排出されないことでごみ収集車や処理施設での火災事故が発生しており、埼玉県全体の火災事故の約8割がリチウムイオン電池に起因しているとのことです。こうした状況を踏まえ、埼玉県はリチウムイオン電池の広域回収・再資源化体制の構築に取り組んでいるということです。

店頭回収の実証内容

Anker Store県内全4店舗において、リチウムイオン電池内蔵製品の回収および回収した製品からのレアメタル再資源化が実施されます。

回収にはペール缶等が使用され、回収量や安全な保管方法など店頭回収の継続的な実施に向けた検証が行われるとのことです。回収対象はAnkerグループ製品以外の他社製品も含まれ、実証終了後の継続的な実施についても検討が行われるということです。

実施期間中に店頭回収に協力した人を対象に、Anker Storeで使用できる300円分のクーポン券が配布されるとのことです。なお、クーポンは回収に協力した店舗内でのみ使用可能とのことです。

埼玉県マスコット「コバトン」とAnkerの「リイオンくん」がコラボ

啓発・広報活動の一環として、埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」と、Anker Japanのリチウムイオン電池安全啓発キャラクター「リイオンくん」がコラボした動画が作成されています。

同動画は今後、埼玉県およびAnker Japanの公式SNSアカウントでの発信やホームページへの掲載が予定されているとのことです。

店頭回収の実施期間と対象店舗

店頭回収の実施期間は2026年10月1日から2026年12月23日まで(予定)です。対象店舗は以下の4店舗となっています。

  • Anker Store 入間:埼玉県入間市宮寺3169-1 三井アウトレットパーク入間1F
  • Anker Store ららぽーと富士見:埼玉県富士見市山室1丁目1313 ららぽーと富士見2F
  • Anker Store 越谷レイクタウン(別途環境省事業を実施):埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2 イオンレイクタウンkaze3F
  • Anker Store ふかや花園:埼玉県深谷市花園1番地 ふかや花園プレミアム・アウトレット

店頭回収の対象製品と持ち込み時の注意点

店頭回収の対象製品は以下の3品目です。

  • モバイルバッテリー
  • ワイヤレスイヤホン
  • 加熱式・電子タバコ

これら3品目はアンカー・ジャパンの製品に限らず、他社製品も回収対象となっています。不具合品や膨張したモバイルバッテリーも対象です。

持ち込みの際はバッテリー残量をゼロにすることが求められており、不具合品や膨張品は分解等をせずにそのまま安全に配慮して持ち込むよう案内されています。

回収からリサイクルまでの流れ

回収からリサイクルまでの流れは2段階で構成されています。まずAnker Store各店舗において、店舗スタッフを介して対象製品が回収されます。

続いて、回収された対象製品から松田産業株式会社がリチウムやコバルトなどのレアメタルを再資源化するとのことです。

代表取締役CEOのコメント

アンカー・ジャパン株式会社代表取締役CEOの猿渡歩さんは、今回の取り組みについてコメントを寄せています。

猿渡さんは「Anker Japanでは、製品を『つくる』『つかう』場面だけでなく、責任を持って『すてる(捨てる)』までに向き合うことが、ものづくりに携わる企業の重要な責務であると考えています」とコメントしています。

また「このたび、埼玉県様および松田産業様と連携し、他社製品も含めたリチウムイオン電池搭載製品の回収実証および啓発活動にご一緒させていただき、取り組みを強化することを大変嬉しく思います」と述べています。

さらに「Anker Storeでの店頭回収を通じて、火災リスクの削減や貴重なレアメタルの再資源化に貢献し、地域社会の皆様の生活をより豊かにできるよう努めてまいります」と語っています。

Ankerは、アンカー・ジャパン株式会社またはその関連会社の商標または登録商標です。 その他会社名、各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。




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