神ゲー復活! 『ファタ・デウム ゴッドシム』がSteamで早期アクセス開始



『Fata Deum - The God Sim』のメインビジュアル

 42 Bits EntertainmentとAerosoftは9月15日、ゴッドシミュレーションゲーム『Fata Deum – The God Sim(ファタ・デウム ゴッドシム)』のPC向け早期アクセスを開始したと発表しました。Steam、GOG、Epic Games Storeで配信され、発売記念として20%割引で購入できます。

往年のゴッドゲームが現代に復活

発展した文明と都市のゲーム画面

 本作は90年代から2000年代初頭にPCで人気を博したゴッドゲームジャンルの復活を目指した作品です。プレイヤーは神として世界を支配し、文明を形作り、人間に奇跡や呪いを与えながらライバルの神々と覇権を争います。

 すでに25万人以上がウィッシュリストに登録しており、往年の伝説的なゴッドゲームに着想を得た本作では、生きた世界を操る力がプレイヤーに与えられます。街が発展し、人々が家庭や友情を築いていく様子を見守りながら、贈り物を与えるか罰を下すかを選択できます。

賑やかな祝祭の風景を描いたコンセプトアート
人々に奇跡をもたらす神の力のゲーム画面

昼夜サイクルによる戦略的ゲームプレイ

ゲーム内の要塞化された都市とUI画面

 『ファタ・デウム』では神として地上の人々に影響力を及ぼしていきます。力の源は信者の獲得数にあり、善であれ悪であれ戦略的に支配して信者を増やす必要があります。

 住人たちは献身や恐怖でプレイヤーに反応し、世界そのものも変化します。慈悲深い支配下では明るく豊かに、暴君のもとでは闇に堕ちる仕組みとなっています。

荒廃した世界にたたずむ集落のコンセプトアート
闇に堕ちた都市に降り注ぐ呪いの光線

 ゲームには昼夜のサイクルが存在します。眠る必要のないあなたは、昼は住人の生活に直接介入し、霊感を与えたり恐怖で支配したりできます。ただし住人には自由意志があり、反乱や信仰心の喪失により他の神を選ぶこともあります。

 夜には月明かりの下で集落の発展を計画し、夢の中で住人に霊感を与えて神殿や農場、製材所を築かせることが可能です。ライバルの村を破壊して影響力を広めることもできます。

Fata Deum – The God Sim | Early Access | Release Trailer

ライバル神との競争と環境変化

神の力が放たれるゲーム内風景

 影響力が広がるにつれて、環境はプレイヤーの支配スタイルを反映して変化します。神ごとに王国の姿は異なり、ある神は輝く作物と日光に満ち、またある神は歪んだ森と堕落の影に覆われます。

 さらに暴力、欺瞞、豊穣、歓楽を司るライバルの神々が信者を奪い合う存在として立ちはだかります。

早期アクセス版の特徴

 早期アクセス版には以下の要素が含まれています。

  • 昼夜サイクルによる異なる戦略的プレイ
  • ライバルの神々(暴力、欺瞞、豊穣、歓楽)
  • 神殿、農場、製材所などを建築して集落を形成
  • 物理的インタラクションと高度な破壊システム
  • 複数のプレイスタイルによる自由な都市建設
  • 道徳観を反映して変化する生きた環境
  • 運命の女神たちによるストーリー仕立てのクエスト
  • 機能要望・バグ報告・投票のゲーム内サポート機能
  • 祈り、恐怖、犠牲によって住人に影響を与えるシステム

コミュニティとの協創を重視

 42 Bits Entertainmentのクリストフ・シュルツェさんは、「早期アクセスでのローンチは、ゲームの旅路の次の一歩に過ぎません。ゴッドゲームの復活を掲げた私たちは、懐かしさだけではなく、プレイヤーと共に耳を傾け、試行し、共に創り上げることこそが偉大なゲームに必要だと理解しています」とコメントしています。

 Kickstarterから早期アクセスに至るまで、本作は常にコミュニティとの対話を重視して開発されており、プレイヤーのアイデアやフィードバックがゲームを形作っています。

 早期アクセスは少なくとも1年間を予定していますが、プレイヤーからのフィードバックとご支援に応じて変更される可能性があります。今後もコンテンツや機能を拡充し、コミュニティと共に進化を続ける予定です。




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