
日本の老舗ペットフードメーカー「ペットライン株式会社」は6月4日、人とペットの健康管理をサポートする日本初のスマートフォンアプリ『ペットラインウェルネスナビ』を4月1日に正式リリースしたと発表しました。
同社によると、本アプリは愛犬・愛猫の健康寿命に貢献することを目的として開発されたとのことです。「日本初」については、株式会社未来トレンド研究機構による「ペットの健康管理に関するスマートフォンアプリ」の市場調査に基づき、4月24日現在の調査結果として発表されています。
歩数や健康記録でマイルを獲得、ペットフードと交換可能
アプリの仕組みとして、飼い主のウォーキング、ペットの健康クイズへの回答、ペットの健康状態記録などの”ミッション”を通じてマイルを獲得できるとされています。獲得したマイルはペットフードなどと交換でき、健康行動の成果が実感できるよう設計されているとのことです。
同社は「歩く」「学ぶ」「記録する」の3つの行動を習慣化することで、飼い主がアプリを通じて得た学びと気づきを日々のケアに活かし、ペットとのより良い暮らしと未来をともに育むことを目指すと説明しています。
5つの機能でペットと飼い主の健康をサポート
アプリには5つの主要機能が搭載されています。「ペットの健康チェック」機能では、愛犬・愛猫の基本プロフィールや体重を登録し、日々の健康状態を記録できるとされています。同社によると、定期的な記録を通してペットの成長や健康状態の変化を「見える化」することで、健康寿命に貢献するとのことです。

「デイリークイズ」機能では、登録したペットの種類に基づき、それぞれの特性や健康に関するクイズが毎日1問出題されるとされています。「ペットフードの記録」機能では、普段食べているフードのバーコードをスマートフォンのカメラで読み取って登録できるとのことです。


「ウォーキング機能」では、歩数に応じて日本全国の観光名所を巡る体験ができ、6,000歩毎にマイルが付与される仕組みとなっています。「マイル交換機能」では、貯まったマイルをドッグフード・キャットフードなどと交換できますが、この機能は7月中旬頃に実装予定とされています。

専門家の知見とデータを活用して開発
同社は、近年の犬・猫の高齢化が進む中で、加齢に伴う関節・筋肉の衰えや認知機能の低下等が見られ、日常的な健康管理の重要性が高まっているとの背景を説明しています。このような状況を受けて、飼い主が楽しみながらペットのヘルスケア習慣を育めるアプリとして開発に至ったとのことです。
アプリは、獣医学や動物栄養学などの専門家による科学的な知見と、ペットラインが長年蓄積してきた豊富なデータをもとに構築されたと発表されています。正しい健康知識を学べるコンテンツと、飼い主の行動に応じてマイルが貯まる仕組みを組み合わせることで、日々の暮らしの中で自然と”ペットと人のヘルスケア習慣”が根づくよう設計されているとされています。
- Original:https://www.appbank.net/2025/06/06/iphone-application/2777838.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
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