
サムスン電子ジャパン株式会社は5月26日、堅牢性を重視した業務用タブレット『Samsung Galaxy Tab Active5 Pro』のWi-Fiモデルを発売したと発表しました。
同製品はSamsungオンラインショップ、ITリセラーおよび法人向け販売店で販売され、価格は110,000円(税込)となっています。
同社によると、『Galaxy Tab Active5 Pro』は米国国防総省の標準規格「MIL-STD-810H」に準拠した耐久性を備え、従来モデルから市販の消毒剤への耐性テストが追加されたとのことです。
IP68対応の防水・防塵性能により、粉塵の侵入や水しぶき、一時的な水没にも耐える設計となっており、現場作業での使用を想定した仕様となっています。
デュアルホットスワップ機能で業務継続性を確保

製品の特徴として、再起動せずにバッテリー交換が可能な「デュアルホットスワップ」機能を搭載している点が挙げられます。
同社の説明では、バッテリー残量が少ない状況でも業務を中断することなく継続して使用できるとされています。
ただし、バッテリー交換時には片方ずつ交換する必要があり、Samsung認証済み製品のみ使用可能となっています。
ディスプレイの輝度は最大600nitsに強化され、従来モデルの480nitsから向上したとのことです。
屋外などの明るい環境下での視認性向上を図っており、手袋着用時でもスムーズに操作できる高感度タッチディスプレイを搭載しています。
AI機能とセキュリティを強化

プロセッサにはSnapdragon 7s Gen 3(4nmオクタコア)を搭載し、従来モデルと比較してメモリ容量を増加させることで、移動中や外出先での安定性を向上させたとされています。
AI機能として、Googleの「かこって検索」やAI消しゴム、AIセレクト、読み上げ機能などを搭載し、作業効率の向上を図っています。
セキュリティ面では「Samsung Knox Vault」により機密データを保護し、企業のセキュリティ基準への準拠をサポートするとのことです。
リアルタイムカーネルの保護やDEFEXにより、アプリケーション層およびカーネル層の双方でランタイム保護を実現するとされています。
小売・製造・医療分野での需要拡大を見込む
同社の発表では、堅牢デバイス市場は2028年までにスマートフォンが446万台、タブレットは189万台まで拡大すると予測されており、小売、官公庁、物流、医療、製造業などでニーズが高まると見込まれています。
製品には3年間の自然故障保証が付帯されており(Galaxy Careは対象外)、長期間の使用に対応しています。
また、NFCに対応することで、小売店やレストランなどでモバイルPOSシステムとしても使用可能としています。

現在、「Samsungオンラインショップ まとめ買いキャンペーン」の対象製品となっており、2025年7月15日9時59分まで、2点以上のまとめ買いで最大15%の割引が適用されます。
- Samsung Galaxy Tab Active5 Pro 製品詳細(法人向け):https://www.samsung.com/jp/business/tablets/galaxy-tab-active/galaxy-tab-active5-pro-green-128gb-sm-x350nzgaj02/
- Samsung Galaxy Tab Active5 Pro 製品詳細(個人向け):https://www.samsung.com/jp/tablets/others/galaxy-tab-active5-pro-green-128gb-sm-x350nzgaj02/
- Samsungオンラインショップ:https://www.samsung.com/jp/offer/
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- Original:https://www.appbank.net/2025/05/26/iphone-news/2774930.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
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